この記事で紹介するのは、肉食性の強い犬の食事ニーズを満たすドッグフード「ジウィピーク」です。
ジウィピークは、愛犬の健康維持に最適なドッグフードなのでしょうか。
ここでは、「ジウィピーク エアドライ・ドッグフード グラスフェッドビーフ」を原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際の利用者の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ジウィピークの概要
総合ポイント 4pt
商品名 | ジウィピーク エアドライ・ドッグフード グラスフェッドビーフ |
販売業者 | レッドハート株式会社 |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
添加物 | 不使用 |
穀物 | 不使用(グレインフリー) |
原産国 | ニュージーランド |
対象年齢 | 全年齢対象 |
原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):550kcal
ジウィピークの評価
総合ポイント 4pt
原材料 | 5pt |
添加物 | 4.5pt |
アレルギー | 4pt |
成分 | 4pt |
コスパ | 2.5pt |
原材料:粗悪な原料を使用していないか?
危険な食材 | 特になし |
粗悪な原料は含まれていません。
原材料は全てニュージーランド産のものを使用しています。
添加物:危険な添加物は使用していないか?
【危険な添加物】
エトキシキン(酸化防止剤) | なし |
BHA(酸化防止剤) | なし |
BHT(酸化防止剤) | なし |
合成着色料 | なし |
没食子酸プロピル(酸化防止剤) | なし |
ソルビン酸カリウム(保存料) | なし |
亜硝酸ナトリウム(発色剤) | なし |
プロピレングリコール(保湿剤) | なし |
グリシリジン・アンモニエート(甘味料) | なし |
危険性のある添加物は使われていません。
ビタミンやミネラルといった栄養添加物を使用していますが、素材だけでは不足しがちな栄養を補うもので危険性はありません。
アレルギー:アレルギーになりやすい食材を使用していないか?
【アレルギーの原因になりやすい食材】
牛肉 | あり |
小麦 | なし |
とうもろこし | なし |
大豆 | なし |
乳製品 | なし |
アレルギーになりやすい食材として牛肉が含まれています。
牛肉は全体の3割強のワンちゃんがアレルギーを持っているといわれています。
ジウィピークにはビーフ以外のラインナップもあるので、愛犬が牛肉アレルギーの場合はそちらを利用してください。
成分:栄養バランスは?
成分 | 数値 | 高〜低 |
タンパク質 | 38.0%以上 | 高め |
脂質 | 30.0%以上 | 高め |
繊維質 | 2.0%以下 | 低め |
灰分 | 12.0%以下 | 高め |
水分 | 14.0%以下 | ー |
カロリー | 550kcal/100g | 高め |
肉類を96%使用しているだけあって、タンパク質・脂質・カロリーが非常に高くなっています。
運動量多い活動的なワンちゃんに向いています。
コスパ:価格は適切か?
価格 | 7,171円(税込)※Amazon |
容量 | 1.0kg |
100gあたりの価格 | 717円 |
100gあたり717円と非常に高額となっています。
それだけ高品質ですが、なかなか主食としては与えにくい価格帯です。
ジウィピークの特徴
豊富な動物性タンパク質
原材料には、自然素材の肉類が96%も含まれています。
雑食である犬ですが、もともとは肉食動物なので腸や消化システムを考えると肉類メインのドッグフードが望ましいです。
ジウィピークは、動物性タンパク質を豊富に摂取することができるので健康維持に最適です。
エアドライ製法
エアドライ製法は、低温でゆっくり乾燥させることで、生肉、内臓、魚介類が持っている重要な構造をできるだけ壊さずに乾燥させることができます。
サルモネラやリステリアといった病原菌を排除をしつつ、原材料の栄養を守ることができます。
また、砂糖やグリセリンを使用する必要がないので、安全で衛生的、かつ、栄養価が高く消化しやすいです。
エアドライ製法によって、栄養素と消化率が生肉と同等のものを作ることができます。
穀物・豆類・芋類不使用
原材料には、穀物・豆類・芋類を使用していません。
これらの原料には炭水化物が多く含まれていますが、炭水化物は過剰に摂取すると肥満や糖尿病などになるリスクが上がります。
穀物や豆類を使用しないことで、アレルギーにも配慮しています。
高タンパク・高カロリー
タンパク質が38%以上、脂質も30%以上と非常に高い数値となっています。
カロリーも550kcalと、他のフードと比べても群を抜いて高いです。
そのため、パピー期や運動量の多いワンちゃんに向いているドッグフードといえます。
人工添加物無添加
原材料には、人工添加物を一切使用していません。
人工添加物を使用しているドッグフードは、アレルギー反応を引き起こしたり健康に悪影響を与える恐れがあります。
愛犬の健康を考えると、人工添加物は無添加のドッグフードが望ましいです。
原材料に使用している酸化防止剤は、天然由来のものなので安全性が高いです。
口コミ・評判
体調は良好で、毛並みもツヤツヤです。
良質な食材を使用しているので、安心んして利用できます。
価格が高いことが難点ですが、それ以外はとても満足しています。
高いので毎食は無理ですが、ローテーションの一つとして利用したいと思います。
食いつきが多いとの感想が一番多く、ほとんどのワンちゃんが美味しそうに食べているようです。
価格に対する不満の声もありますが、購入された方の大半が満足しているようです。
粒の大きさ
直径が約1.3cmで四角い形状をしています。
エアドライ製法で加工されているため、ジャーキータイプのドライフードとなっています。
与え方
1日あたりの給与量は以下になります。
体重 | 運動量少なめ | 運動量多め |
1kg | 16g | 21g |
3kg | 37g | 48g |
5kg | 54g | 70g |
10kg | 90g | 117g |
15kg | 122g | 159g |
20kg | 152g | 197g |
25kg | 179g | 233g |
30kg | 206g | 267g |
40kg | 255g | 332g |
50kg | 302g | 392g |
こちらの数値を参考に与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって変わるので目安として考えるようにしてください。
適切な給与量は犬種、性別、年齢、運動量などによって異なります。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整していくようにしてください。
ドッグフードの切り替え方
ドッグフードを切り替える時は、徐々に新しいものへ切り替えていくことをおすすめします。
急に新しいドッグフードに切り替えると、場合によっては下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。
愛犬の身体への負担を軽減させるためにも、便の状態や体調などを見ながら少しずつ新しいフードに慣れさせるようにしてください。
1〜3日目
前のフードをメインに新しいフードを少量ずつ混ぜる。
4〜6日目
新しいフードの割合を少しずつ増やしていく。
7〜10日目
最終的に新しいドッグフードのみにする。
お腹の弱いワンちゃんには、もう少し時間をかけて切り替えるようにしてください。
賞味期限と保存方法
愛犬のためにも、賞味期限を守り、適切な方法で保存するようにしてください。
ジウィピークの賞味期限
ジウィピークの賞味期限は、未開封の場合は製造から21ヶ月、開封後は1ヶ月となっています。
賞味期限が切れてしまったドッグフードは、愛犬の健康を損なう可能性があるので与えないようにしましょう。
上記の期限は、正しい方法で保存した場合の日付である点に注意してください。
正しい保存方法
ドッグフードが酸化しないために、できるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。
ジウィピークはパッケージにチャックがついているので、中の空気を抜いてチャックをしっかり閉めるようにしてください。
保管場所は、劣化を防止するために冷暗所に保管してください。
冷暗所とは、多温多湿にならず直射日光の当たらない場所のことです。
冷蔵庫で保存する方もいるようですが、ドライフードは冷蔵庫で保存するのは避けるようにしてください。
外と冷蔵庫内の温度差によって結露が生じ、カビが発生することがあります。
ドライフードは、できるだけ常温で保存するようにしましょう。
商品ラインナップ
ジウィピークには、以下のラインナップがあります。
エアドライ ドッグフード
- ベニソン(454g/1kg/2.5kg)
- ラム(454g/1kg/2.5kg/4kg)
- ニュージーランド グラスフェッドビーフ(454g/1kg/2.5kg/4kg)
- ニュージーランド マッカロー&ラム(454g/1kg/2.5kg/4kg)
- トライプ&ラム(454g/1kg/2.5kg)
- ニュージーランド フリーレンジチキン(454g/1kg/2.5kg/4kg)
ウェット ドッグフード
- ドッグ缶 ベニソン
- ドッグ缶 ラム
- ドッグ缶 ニュージーランド グラスフェッドビーフ
- ドッグ缶 トライプ&ラム
- ドッグ缶 ニュージーランド マッカロー&ラム
商品サイズは、390g×12缶セットとなっています。
まとめ
ジウィピークについて評価しました。
穀物や人工添加物は使用せず、良質な原材料のみを使用しています。
非常に安全性の高いフードで、こだわりを持って作られていることがわかります。
高タンパク・高カロリーなので、幼犬や運動量の多いワンちゃんを飼っている方におすすめしたいフードです。