この記事で紹介するのは、犬の祖先が食べていた食事を再現したドッグフード「ニュートロ・ワイルドレシピ」です。
ワイルドレシピは、愛犬の健康維持に最適なドッグフードなのでしょうか。
ここでは、「ニュートロワイルドレシピ 超小型犬〜小型犬用 チキン」を原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際に購入した飼い主の方の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ニュートロワイルドレシピの概要
総合ポイント 4.1pt
商品名 | ニュートロワイルドレシピ 超小型犬〜小型犬用 チキン |
販売業者 | マースジャパン |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
添加物 | 不使用 |
穀物 | 不使用(グレインフリー) |
原産国 | アメリカ |
対象年齢 | 1歳以上 |
原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
*ミックストコフェロールで保存
成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):375kcal
ニュートロワイルドレシピの評価
総合ポイント 4.1pt
原材料 | 3.5pt |
添加物 | 4.5pt |
アレルギー | 4.5pt |
成分 | 4pt |
コスパ | 4pt |
原材料:粗悪な原料を使用していないか?
危険な食材 | ・ビートパルプ ・タンパク加水分解物 |
好ましくない食材として、ビートパルプとタンパク加水分解物が含まれています。
ビートパルプとは、甜菜(砂糖大根)から砂糖等を搾り取った残りカスのことです。
過剰摂取で便秘になる恐れや製造過程で使われた薬剤が残留している可能性が懸念されます。
タンパク加水分解物とは、フードにコクやうま味を与えるアミノ酸混合物です。
3つの製造方法(塩酸分解法、酵素分解法、熱水抽出法)があり、塩酸分解法で製造するとクロロプロパノールという発ガン性の疑いがある物質が少量生成されることが分かっています。
本商品がどの製造方法か分からないので安全性が不明確です。
ミール系のお肉が使われていますが、良質な肉類を使用しているので安心して利用できます。
添加物:危険な添加物は使用していないか?
【危険な添加物】
エトキシキン(酸化防止剤) | なし |
BHA(酸化防止剤) | なし |
BHT(酸化防止剤) | なし |
合成着色料 | なし |
没食子酸プロピル(酸化防止剤) | なし |
ソルビン酸カリウム(保存料) | なし |
亜硝酸ナトリウム(発色剤) | なし |
プロピレングリコール(保湿剤) | なし |
グリシリジン・アンモニエート(甘味料) | なし |
危険性のある添加物は使われていません。
ビタミンやミネラルといった栄養添加物を使用していますが、素材だけでは不足しがちな栄養を補うもので危険性はありません。
アレルギー:アレルギーになりやすい食材を使用していないか?
【アレルギーの原因になりやすい食材】
牛肉 | なし |
小麦 | なし |
とうもろこし | なし |
大豆 | なし |
乳製品 | なし |
アレルギーになりやすい食材は含まれていません。
穀物も使用せずグレインフリーのフードとなっています。
成分:栄養バランスは?
成分 | 数値 | 高〜低 |
タンパク質 | 32.0%以上 | 高め |
脂質 | 16.0%以上 | 標準 |
繊維質 | 3.5%以下 | 標準 |
灰分 | 9.5%以下 | 高め |
水分 | 10.0%以下 | ー |
カロリー | 375kcal/100g | 高め |
タンパク質が32%以上と非常に高タンパクなドッグフードになっています。
運動量の多いワンちゃんにおすすめフードです。
コスパ:価格は適切か?
価格 | 5,299円(税込)※Amazon |
容量 | 4kg |
100gあたりの価格 | 132円 |
品質に対してリーズナブルな価格になっています。
コスパを重視したい人におすすめのフードです。
ニュートロワイルドレシピの特徴
犬の祖先の食事を再現
ワイルドレシピは、犬の祖先の食事を再現することをコンセプトに作られています。
厳選された自然素材を使用し、お肉がメインのドッグフードとなっています。
厳選自然素材と最新技術をもって、愛犬が本当に喜ぶ食事を実現しています。
高タンパク
第一主原料には、チキンが使用されています。
豊富な動物性タンパク質が含まれているので、健康維持に必要なタンパク質を十分に摂ることができます。
ワイルドレシピには、チキン、サーモン、ラム、鹿肉がラインナップされており、どれも良質な肉類を使用しています。
人工添加物無添加
ワイルドレシピは、合成保存料や合成着色料などの人工添加物は一切使用していません。
人工添加物は健康に悪影響を与える恐れがあるので、出来るだけ含まれていないものが好ましいです。
酸化防止剤として、ミックストコフェロールやローズマリー抽出物が含まれていますが、これらは天然型のものなので安全性が高いです。
穀物不使用のグレインフリー
原材料には、穀物が一切使用されていません。
犬は、穀物に対してアレルギーを持っていることがあるので注意が必要です。
ワイルドレシピはグレインフリーなので、穀物アレルギーのワンちゃんにも安心して利用できます。
チキンミールは大丈夫?
原材料に、チキンミールが含まれています。
一般的に、〇〇ミールと表記されている肉類は、副産物が含まれているなど粗悪な原料から作られていることがほとんどです。
しかし、ワイルドレシピで使用している肉類は、4Dミートや副産物などは使用していないので安心して与えることができます。
口コミ・評判
便の状態も問題ありません。
ただ、もう少し安くなると助かります。
最初より食いつきが悪くなったので、他の味も試してみようと思います。
原材料も質が良さそうなので、これからも利用したいと思います。
購入したほとんどの方が、食いつきの良さを実感しているようです。
毛並みが良くなったと感じた方もいました。
一方で、値段をもう少し安くして欲しいといった意見もありました。
粒の大きさ
ワイルドレシピは、直径約1.0cmで丸型の形状をしています。
比較的小粒なので、小型犬でも食べやすいサイズです。
消化能力の低いシニア犬やフードを丸呑みしがちなワンちゃんにもおすすめの大きさです。
与え方
1日あたりの給与量は以下になります。
体重 | 給与量 |
1kg | 30g |
2kg | 45g |
3kg | 60g |
4kg | 75g |
5kg | 85g |
6kg | 100g |
7kg | 110g |
8kg | 120g |
9kg | 135g |
10kg | 145g |
こちらの数値を参考に、1日2回程度に分けて与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって変わるので目安として考えるようにしてください。
適切な給与量は犬種、性別、年齢、運動量などによって異なります。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整していくようにしてください。
ドッグフードの切り替え方
ドッグフードを切り替える時は、徐々に新しいものへ切り替えていくことをおすすめします。
急に新しいドッグフードに切り替えると、場合によっては下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。
愛犬の身体への負担を軽減させるためにも、便の状態や体調などを見ながら少しずつ新しいフードに慣れさせるようにしてください。
1〜3日目
前のフードをメインに新しいフードを少量ずつ混ぜる。
4〜6日目
新しいフードの割合を少しずつ増やしていく。
7〜10日目
最終的に新しいドッグフードのみにする。
お腹の弱いワンちゃんには、もう少し時間をかけて切り替えるようにしてください。
賞味期限と保存方法
愛犬のためにも、賞味期限を守り、適切な方法で保存するようにしてください。
ニュートロワイルドレシピの賞味期限
ニュートロワイルドレシピは、開封したらできるだけ1ヶ月以内に使い切るようにしてください。
賞味期限が切れてしまったドッグフードは、愛犬の健康を損なう可能性があるので与えないようにしましょう。
上記の期限は、正しい方法で保存した場合の日付である点に注意してください。
正しい保存方法
ドッグフードが酸化しないために、できるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。
ワイルドレシピはパッケージにチャックがついているので、中の空気を抜いてチャックをしっかり閉めるようにしてください。
保管場所は、劣化を防止するために冷暗所に保管してください。
冷暗所とは、多温多湿にならず直射日光の当たらない場所のことです。
冷蔵庫で保存する方もいるようですが、ドライフードは冷蔵庫で保存するのは避けるようにしてください。
外と冷蔵庫内の温度差によって結露が生じ、カビが発生することがあります。
ドライフードは、できるだけ常温で保存するようにしましょう。
商品ラインナップ
ニュートロワイルドレシピには、以下のラインナップがあります。
- ターキー 子犬用 超小型犬〜小型犬用
- ターキー 成犬用 超小型犬〜小型犬用
- チキン 成犬用 超小型犬〜小型犬用
- サーモン 成犬用 超小型犬〜小型犬用
- ラム 成犬用 超小型犬〜小型犬用
- ビーフ 成犬用 超小型犬〜小型犬用
商品サイズは、800g/2kg/4kgが用意されています。
また、ワイルドレシピはウェットフードも販売されています。
- チキン 成犬用
- ターキー 成犬用
- ビーフ 成犬用
- ターキー&ラム 成犬用
まとめ
ニュートロワイルドレシピについて評価しました。
肉類を主原料とし、グレインフリーで人工添加物を使用していないので、安全性の高いドッグフードです。
原材料の質は高く栄養バランスも良いので、主食としておすすめできるフードです。