スペシフィックを原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
ここでは、「スペシフィック 療法食 消化性 CID 犬用」を例に紹介していきます。
実際に購入した飼い主の方の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
スペシフィックの概要
総合ポイント 2pt
評価
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原材料 : 添加物 : アレルギー: 成分 : コスパ : |
商品名 | スペシフィック 療法食 消化性 CID 犬用 |
販売業者 | インターベット |
フードの目的 | 療法食 |
タイプ | ドライタイプ |
価格 | 3,742円(税込)※Amazon |
容量 | 2.5kg |
100gあたり価格 | 149円 |
添加物 | BHT、BHA、没食子酸プロピル |
穀物 | 米、トウモロコシでんぷん |
原産国 | デンマーク |
スペシフィックの特徴
消化性の高い原材料を使用
原材料には、米、卵、トウモロコシ、豚肉など消化性の高い原材料を使用しています。
健康な消化管を維持できるように食物繊維であるサイリウム種皮を添加し、消化性の低い繊維を制限しています。
また、嘔吐や下痢で失われるビタミンやミネラルを多く含んでいます。
酸化防止剤が危険
BHTは、発がん性は認められていないものの、変異原型や催奇形性の疑いがあります。
BHAは、動物実験で過剰摂取による発がん性が確認されています。
没食子酸プロピルは、染色体異常や変異原型が認められています。
これらは、健康に悪影響を与える恐れがあるため避けたほうが良いでしょう。
穀物の使用量が多い
米やトウモロコシでんぷんといった穀物が原材料に含まれています。
主原料に米を使用していることから、穀物の使用量が多いことが分かります。
穀物は炭水化物を多く含んでいるので、過剰摂取には注意が必要です。
多く摂りすぎると、肥満や糖尿病などの原因となります。
スペシフィックの原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
酸化防止剤:BHT、BHA、没食子酸プロピル
※合成着色料、合成フレーバーは含みません。
米
エネルギーの源となる炭水化物をはじめ、タンパク質・脂質・食物繊維などを豊富に含んでいます。
ビタミンも豊富で、疲労回復に効果のあるビタミンB1や抗酸化作用のあるビタミンEなどを多く含みます。
鉄分やカルシウム、亜鉛など各種ミネラルも多く含んでいます。
動物性油脂
動物性油脂と表記されている油脂類は、粗悪な原料から製造されていることが多いので避けた方が良い原材料です。
酸化を防止するために酸化防止剤が多用されていることも多いです。
油脂類については、「鶏肉油脂」などのように油脂の種類を明記されているものを選ぶようにしてください。
ビートパルプ
ビートパルプとは、甜菜(砂糖大根)から砂糖等を搾り取った残りカスのことです。
不溶性食物繊維が豊富なので整腸作用がありますが、過剰に摂りすぎると便秘になる恐れがあります。
また、製造過程で使用した薬剤が残留している可能性があるので注意が必要です。
スペシフィックの成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):399kcal
口コミ・評判
食いつきも問題ないので、リピートしたいと思います。
嘔吐もなくなり、健康的に過ごしています。
BHTやBHAを使用している点は気になりますが、体調も特に問題ありません。
まだたくさん残っているので、半生タイプに混ぜてあげようと思います。
療法食ということで、病気や下痢・嘔吐に悩んでいる方の利用が多いようです。
食いつきも比較的好評でしたが、原材料に不安を感じている方も一部いらっしゃいました。
まとめ
スペシフィックについて評価しました。
療法食ということですが、好ましくない原材料を多数使用しており安全性に疑問を感じるドッグフードです。
価格もそれほど安くなく、あえて本商品を選ぶ必要性を感じられません。
同価格帯でもより良質なフードはたくさんあるので、他のフードを検討することをおすすめします。