この記事で紹介するのは、栄養バランスに優れたライフステージ別に選べるドッグフード「セレクトバランス」です。
セレクトバランスは、愛犬の健康維持に最適なドッグフードなのでしょうか。
ここでは、セレクトバランス(アダルト チキン 小粒)を原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際に購入した飼い主の方の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
セレクトバランスの概要
総合ポイント 3.7pt
商品名 | セレクトバランス アダルト チキン 小粒 |
販売業者 | ベッツチョイスジャパン |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
添加物 | 不使用 |
穀物 | とうもろこし、米、玄米 |
原産国 | アメリカ |
対象年齢 | 1才以上の成犬用 |
原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):350kcal
セレクトバランスの評価
総合ポイント 3.7pt
原材料 | 3.5pt |
添加物 | 4pt |
アレルギー | 3.5pt |
成分 | 3.5pt |
コスパ | 4pt |
原材料:粗悪な原料を使用していないか?
好ましくない食材 | ・ソイビーンミール ・ビートパルプ |
好ましくない原料として、ソイビーンミールとビートパルプが使われています。
ソイビーンミールとは、大豆から有用成分と搾り取った残りカスのことです。
栄養素はほとんど含まれておらず、カサ増しをするために使用されることが多いです。
ただ原材料の品質は高く、ヒューマングレードのものを使用しています。
添加物:危険な添加物は使用していないか?
【危険な添加物】
エトキシキン(酸化防止剤) | なし |
BHA(酸化防止剤) | なし |
BHT(酸化防止剤) | なし |
合成着色料 | なし |
没食子酸プロピル(酸化防止剤) | なし |
ソルビン酸カリウム(保存料) | なし |
亜硝酸ナトリウム(発色剤) | なし |
プロピレングリコール(保湿剤) | なし |
グリシリジン・アンモニエート(甘味料) | なし |
危険性のある添加物は使われていません。
ビタミンやミネラルといった栄養添加物を使用していますが、素材だけでは不足しがちな栄養を補うもので危険性はありません。
酸化防止剤も天然由来のものを使用しているので安全性が高いです。
アレルギー:アレルギーになりやすい食材を使用していないか?
【アレルギーの原因になりやすい食材】
牛肉 | なし |
小麦 | なし |
とうもろこし | あり |
大豆 | あり |
乳製品 | なし |
アレルギーの原因になりやすい食材として、とうもろこしとソイビーンミール(大豆)が含まれています。
もし愛犬がアレルギーを持っている場合は、他のフードを利用するようにしてください。
成分:栄養バランスは?
成分 | 数値 | 高〜低 |
タンパク質 | 22.0%以上 | 低め |
脂質 | 13.0%以上 | 標準 |
繊維質 | 5.0%以下 | 標準 |
灰分 | 7.0%以下 | 標準 |
水分 | 10.0%以下 | ー |
カロリー | 350kcal/100g | 標準 |
ほとんどの成分が標準的でバランスのとれたフードになっています。
タンパク質が若干低めですが、成犬以降であれば問題ない範囲です。
コスパ:価格は適切か?
価格 | 3,575円(税込)※Amazon |
容量 | 3.0kg |
100gあたりの価格 | 119円 |
ヒューマングレード食材を使用している割には、とてもリーズナブルな価格になっています。
コスパを重視したい人におすすめのフードです。
セレクトバランスの特徴
主原料に良質なチキンを使用
第一主原料には、良質なチキンを使用しています。
チキンには、動物性タンパク質が多く含まれています。
動物性タンパク質を豊富に摂取することができるので、健康を維持するのに十分な栄養を取ることができます。
原料はヒューマングレードを使用
原材料には、ヒューマングレードの品質のものを使用しています。
ヒューマングレードとは、人間が食べることができる品質であるということです。
低品質な原材料は使用していないので、高品質なドッグフードとなっています。
整腸作用、関節ケアに効果あり
原材料に含まれているフラクトオリゴ糖は、腸内環境を整える効果があります。
これにより、腸内を綺麗にして、免疫力を高めてくれる効果が期待できます。
また、関節のケアに効果があるグルコサミンとコンドロイチンが配合されています。
そのため、関節の痛みや炎症を抑えたり、関節のトラブルの予防にも効果があります。
アレルギー性の低い穀物を使用
原材料に、とうもろこし、米、玄米といった穀物が使用されています。
犬は穀物を消化しにくいと言われますが、製造過程で消化しやすい状態になっているので問題ありません。
アレルギーについて、セレクトバランスはアレルギー性が低い穀物を使用しています
とうもろこし、米、玄米にアレルギーを持っているワンちゃんは、全体の5%にも満たないのでそれほど多くありません。
ビートパルプを使用している
ビートパルプとは、甜菜(砂糖大根)の残りカスのことです。
ビートパルプは、製造過程で使用された薬剤が残留している恐れや便秘になる可能性があります。
カサ増し目的で使用されることも多く、避けた方が良い原材料の一つです。
口コミ・評判
これまで食べ残したことはありません。
健康で毛並みも良いです。
あまり扱っている店がないので不便ですが、満足しています。
なかなか食いつきは良いと思います。
食いつきについては、満足している飼い主の方が多いようです。
取扱店が少なくて不便だという感想も、一部ありました。
粒の大きさ
直径が約1.0cm前後で、平丸型の形状となっています。
小粒なので小型犬でも食べやすく、フードを丸呑みしがちなワンちゃんにもおすすめの大きさです。
アダルトチキンには中粒も用意されているので、中型犬〜大型犬を飼っている方はそちらがおすすめです。
与え方
1日あたりの給与量は以下になります。
体重 | 給与量 |
1kg | 31g |
1.5kg | 43g |
2kg | 53g |
2.5kg | 62g |
3kg | 72g |
4kg | 89g |
5kg | 105g |
7kg | 135g |
10kg | 177g |
15kg | 240g |
20kg | 297g |
30kg | 403g |
こちらの数値を参考に与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって変わるので目安として考えるようにしてください。
適切な給与量は犬種、性別、年齢、運動量などによって異なります。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整していくようにしてください。
ドッグフードの切り替え方
ドッグフードを切り替える時は、徐々に新しいものへ切り替えていくことをおすすめします。
急に新しいドッグフードに切り替えると、場合によっては下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。
愛犬の身体への負担を軽減させるためにも、便の状態や体調などを見ながら少しずつ新しいフードに慣れさせるようにしてください。
1〜3日目
前のフードをメインに新しいフードを少量ずつ混ぜる。
4〜6日目
新しいフードの割合を少しずつ増やしていく。
7〜10日目
最終的に新しいドッグフードのみにする。
お腹の弱いワンちゃんには、もう少し時間をかけて切り替えるようにしてください。
賞味期限と正しい保存方法
愛犬のためにも、賞味期限を守り、適切な方法で保存するようにしてください。
セレクトバランスの賞味期限
セレクトバランスの賞味期限は、未開封の場合は製造から1年間、開封後は1ヶ月となっています。
賞味期限が切れてしまったドッグフードは、愛犬の健康を損なう可能性があるので与えないようにしましょう。
上記の期限は、正しい方法で保存した場合の日付である点に注意してください。
正しい保存方法
ドッグフードが酸化しないために、できるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。
セレクトバランスはパッケージにチャックがついているので、中の空気を抜いてチャックをしっかり閉めるようにしてください。
保管場所は、劣化を防止するために冷暗所に保管してください。
冷暗所とは、多温多湿にならず直射日光の当たらない場所のことです。
冷蔵庫で保存する方もいるようですが、ドライフードは冷蔵庫で保存するのは避けるようにしてください。
外と冷蔵庫内の温度差によって結露が生じ、カビが発生することがあります。
ドライフードは、できるだけ常温で保存するようにしましょう。
商品ラインナップ
セレクトバランスには、以下のラインナップがあります。
<パピー>…子犬、母犬用
・チキン 小粒
・ラム 小粒
<アダルト>…1歳以上の成犬用
・チキン 小粒
・チキン 中粒
・ラム 小粒
<エイジングケア>…7歳以上のシニア犬用
・チキン 小粒
・ラム 小粒
<スリム>…成犬の体重管理用
・チキン 小粒
・ラム 小粒
まとめ
セレクトバランスについて紹介しました。
原材料は質の高いものを使用しており、口コミも比較的好評のようです。
好ましくない原料を一部使用していますが、フードの質は高いので価格を考えるとコスパは良いです。
コスパ重視の方にオススメのドッグフードです。