ランミールを原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
ここでは、「ランミール ビーフ&バターミルク味」を例に紹介していきます。
実際に購入した飼い主の方の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ランミールの概要
総合ポイント 1.8pt
評価
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原材料 : 添加物 : アレルギー: 成分 : コスパ : |
商品名 | ランミール ビーフ&バターミルク味 |
販売業者 | 日清ペットフード |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
価格 | 1,362円(税込)※Amazon |
容量 | 8kg |
100gあたり価格 | 17円 |
添加物 | 食用黄色5号、食用赤色102号、食用赤色3号、香料 |
穀物 | 小麦粉、ホミニーフィード、とうもろこし、小麦ふすま、中白糠、コーングルテンミール、脱脂米糠 |
原産国 | 日本 |
対象年齢 | 全成長期 |
ランミールの特徴
穀物を多数使用
原材料に、小麦粉、ホミニーフィード、とうもろこし、小麦ふすま、中白糠、コーングルテンミール、脱脂米糠といった穀物を使用しています。
穀物が多数使用されていることから、穀物の使用量が多いことが分かります。
穀物は炭水化物を多く含んでいるので、過剰に摂りすぎると肥満や糖尿病などのリスクが上がります。
また、犬は穀物に対してアレルギーを持っていることがあるので注意が必要です。
穀物の中でも、小麦はアレルギー性の強い食材として知られています。
愛犬が穀物アレルギーの場合は、グレインフリーのドッグフードを選ぶようにしてください。
肉類が不安
肉類として、チキンミール、ミートミール、チキンパウダーを使用しています。
一般的に、〇〇ミールや〇〇パウダーと表記されている肉類は、4Dミートや肉副産物などの粗悪な原料を含んでいることが多いです。
これらの肉類は、アレルギーや病気を引き起こす恐れがあるため、避けるべき原材料の一つです。
着色料を使用
原材料に、合成着色料を使用しています。
犬は色の認識能力が低いので、着色料は犬にとって全くメリットがありません。
赤色102号は、ガンやアレルギーを引き起こす恐れがあると言われています。
ランミールの原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
小麦粉
小麦粉には、植物性タンパク質や炭水化物が多く含まれています。
ビタミンB1・B2・E・ナイアシン・パントテン酸などビタミン類、鉄・ナトリウム・カルシウム・リンなどミネラルも豊富に含まれています。
アレルギーには注意が必要で、全体の12~13%程度のワンちゃんがアレルギーを持っていると言われています。
とうもろこし
必須脂肪酸のリノール酸多く含んでいるので、血中コレステロール値や中性脂肪値を抑える働きがあります。
ビタミンB1やビタミンB2といったビタミンB群が豊富で、カルシウム・マグネシウム・カリウム・鉄分など各種ミネラルも多く含んでいます。
高GI値なので血糖値が上昇しやすく、摂りすぎると肥満等のリスクが上がります。
コーングルテンミール
コーングルテンミールとは、トウモロコシからデンプンを取り除いた残りカスのことです。
トウモロコシよりも高タンパクですが、お肉に比べるとアミノ酸のバランスが悪いです。
糖質が高いので、過剰に摂取すると糖尿病などのリクスが上がります。
動物性油脂
動物性油脂と表記されている油脂類は、粗悪な原料から製造されていることが多いので避けた方が良い原材料です。
酸化を防止するために酸化防止剤が多用されていることも多いです。
油脂類については、「鶏肉油脂」などのように油脂の種類を明記されているものを選ぶようにしてください。
大豆ミール
大豆ミールとは、大豆から有用成分と搾り取った残りカスのことです。
栄養素はほとんど含まれておらず、カサ増しをするために使用されることが多いです。
大豆ミールはカルシウムや亜鉛の吸収を阻害したり、鼓腸症になるリスクが高くなる危険性があります。
ランミールの成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):330kcal
口コミ・評判
フードのニオイも控えめで、バターミルクのいい香りがします。
体調も問題なく、食いつきもまあまあです。
利用し始めてしばらく経ちますが、病気ひとつありません。
だいぶ余っているので、他のフードと混ぜて与えようと思います。
食いつきは高評価が多いですが、一部合わない子もいるようです。
価格重視の利用者が多く、購入者のほとんどの方が満足しているようです。
まとめ
ランミールについて評価しました。
穀物の使用量が多く、肉類も粗悪なものを使用している可能性が高いです。
好ましくない原材料が多く、価格以外でのメリットがありません。
愛犬の健康を考えると、積極的におすすめできるフードではありません。