この記事で紹介するのは、消化管への負担を考慮したドッグフード「ペット・ドゥ」です。
ペット・ドゥは、愛犬の健康維持に最適なドッグフードなのでしょうか?
ここでは、「ペット・ドゥ 成犬用 メンテナンス」を原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際に購入した飼い主の方の口コミやお得な購入方法なども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ペット・ドゥの概要
総合ポイント 3.5pt
評価
|
原材料 : 添加物 : アレルギー: 成分 : コスパ : |
商品名 | ペット・ドゥ 成犬用 メンテナンス |
販売業者 | 株式会社ジャンプ |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
価格 | 2,200円(税込) |
容量 | 1kg |
100gあたり価格 | 220円 |
添加物 | 不使用 |
穀物 | トウモロコシ粉、フスマ、小麦粉、米糠 |
原産国 | 日本 |
対象年齢 | 成犬用 |
ペット・ドゥの特徴
バチルスZ菌を使用
ペット・ドゥの発酵には、バチルスZ菌が使われています。
バチルス菌は、腸内で悪玉菌を排除して微生物バランスを整えることで腸内環境を良くしてくれます。
腸内環境を綺麗にすることで、免疫力を高め健康寿命を延ばすことができます。
良質な原料を使用
原材料を確認すると、品質が気になる原料があります。
一般的に、トウモロコシ粉にはヒゲや芯の部分が使われていたり、フィッシュミールには低品質な魚を使用していることがあります。
さらに、植物油と曖昧な表記をしている油脂類は粗悪な原料を使用していることがあります。
しかし、公式サイトを確認すると新鮮で良質なものを使用していると記載されているので原料の品質は問題ないと思われます。
人工添加物不使用
人工添加物を犬に与えると、アレルギー反応を引き起こしたり健康に悪影響を与える恐れがあります。
犬の健康を考えると、人工添加物は不使用のドッグフードが望ましいです。
ペット・ドゥは、栄養添加物しか使用されていないので安全性が高いです。
穀物アレルギーに注意
原材料には、トウモロコシ粉・フスマ・小麦粉・米糠が使用されています。
犬は穀物に対してアレルギーを持っていることがあるので注意が必要です。
特に小麦は、アレルギーの原因になりやすい穀物として知られています。
愛犬が穀物アレルギーの場合は、グレインフリーのフードを選ぶようにしてください。
ペット・ドゥの原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
ポーク
タンパク質が豊富で脂質も適度に摂取することができます。
ビタミンB1はビーフやチキンの約10倍も含まれているので疲労回復に効果があります。
鉄分・亜鉛・カリウムなど各種ミネラルも豊富に含まれています。
チキン
筋肉や皮膚、内臓など体の組織を作るのに欠かせないタンパク質が豊富に含まれています。
鶏肉のタンパク質は必須アミノ酸のバランスが良く、消化吸収に優れています。
粘膜を強くするビタミンA、新陳代謝を促進するビタミンB2、皮膚の健康を助けるナイアシンなど健康に効果のある栄養素が多く含まれています。
フスマ
フスマとは、小麦の表皮部分のことを意味します。
不溶性食物繊維が豊富なので便通を促す効果があります。
また、鉄分やカルシウムなども多く含まれています。
小麦粉
小麦粉には、植物性タンパク質や炭水化物が多く含まれています。
ビタミンB1・B2・E・ナイアシン・パントテン酸などビタミン類、鉄・ナトリウム・カルシウム・リンなどミネラルも豊富に含まれています。
アレルギーには注意が必要で、全体の12~13%程度のワンちゃんがアレルギーを持っていると言われています。
脱脂大豆
脱脂大豆とは、大豆から有用成分と搾り取った残りカスのことです。
栄養素はほとんど含まれておらず、カサ増しをするために使用されることが多いです。
脱脂大豆はカルシウムや亜鉛の吸収を阻害したり、鼓腸症になるリスクが高くなる危険性があります。
ビール酵母
ビール酵母とは麦からビールを製造する時に利用される発酵菌のことで、非常に多くの栄養素を含んでいます。
ビタミンB1・B2・B6といったビタミンB群や必須アミノ酸が豊富に含まれています。
また、カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・カリウムなどの各種ミネラルも多く含んでいます。
ペット・ドゥの成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):350kcal
粒の大きさ
直径が約1.0cmで、円柱型の形状をしています。
比較的小粒なので、小型犬でも食べやすいサイズです。
与え方
ペット・ドゥの1日あたりの給与量は以下になります。
体重 | 給与量 |
1kg | 38g |
2kg | 63g |
3kg | 86g |
4kg | 107g |
5kg | 126g |
10kg | 212g |
15kg | 287g |
20kg | 357g |
こちらの数値を参考に与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって変わるので目安として考えるようにしてください。
適切な給与量は犬種、性別、年齢、運動量などによって異なります。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整していくようにしてください。
ドッグフードの切り替え方
ドッグフードを切り替える時は、徐々に新しいものへ切り替えていくことをおすすめします。
急に新しいドッグフードに切り替えると、場合によっては下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。
愛犬の身体への負担を軽減させるためにも、便の状態や体調などを見ながら少しずつ新しいフードに慣れさせるようにしてください。
1〜3日目
前のフードをメインに新しいフードを少量ずつ混ぜる。
4〜6日目
新しいフードの割合を少しずつ増やしていく。
7〜10日目
最終的に新しいドッグフードのみにする。
お腹の弱いワンちゃんには、もう少し時間をかけて切り替えるようにしてください。
賞味期限と保存方法
愛犬のためにも、賞味期限を守り、適切な方法で保存するようにしてください。
ペット・ドゥの賞味期限
ペット・ドゥは、開封してから1ヶ月以内に使い切るようにしてください。
賞味期限が切れてしまったドッグフードは、愛犬の健康を損なう可能性があるので与えないようにしましょう。
上記の期限は、正しい方法で保存した場合の日付である点に注意してください。
正しい保存方法
保管場所は、劣化を防止するために冷暗所に保管してください。
冷暗所とは、多温多湿にならず直射日光の当たらない場所のことです。
冷蔵庫で保存する方もいるようですが、ドライフードは冷蔵庫で保存するのは避けるようにしてください。
外と冷蔵庫内の温度差によって結露が生じ、カビが発生することがあります。
ドライフードは、できるだけ常温で保存するようにしましょう。
口コミ・評判
粒が小さめなので小型犬でも食べやすそうです。
ウンチの状態もいいです。
もう少し安くなると嬉しいですが満足しています。
安心してあげられるドッグフードだと思います。
満足している利用者が多く、食いつきが良いという意見が特に多かったです。
便の状態が良いという感想も多数ありました。
商品ラインナップ
ペット・ドゥには、以下のラインナップがあります。
- 仔犬・小型犬用(パピー)
- 成犬用(メンテナンス)
- 高齢犬用(シニア)
- 肥満犬用(ライト)
商品サイズは、1kg/3kg/8kgがそれぞれ販売されています。
まとめ
原材料は良質なものを使い、危険な人工添加物は一切使われていません。
小麦粉や脱脂大豆など気になる原材料が使われていますが、フードの品質自体は悪くありません。
栄養バランスもいいので、アレルギーに問題がなければ利用してみても良いと思います。