ペディグリーを原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
ここでは、ペディグリー(成犬用 旨みビーフ&緑黄色野菜入り)を例に紹介していきます。
実際に購入した飼い主の方の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ペディグリーの概要
総合ポイント 1pt
評価
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原材料 : 添加物 : アレルギー: 成分 : コスパ : |
商品名 | ペディグリー 成犬用 旨みビーフ&緑黄色野菜入り |
販売業者 | MARS |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
価格 | 2,860円(税込)※Amazon |
容量 | 5.5kg |
100gあたり価格 | 52円 |
添加物 | 使用 |
穀物 | 使用 |
原産国 | タイ |
対象年齢 | 成犬期 |
賞味期限 | 開封前は製造から18ヶ月、開封後は1ヶ月 |
ペディグリーの特徴
第一主原料が穀物
第一主原料には、穀物が使用されています。
一般的に、原材料表記には穀物の種類が記載されていることが多いです。
しかし、ペディグリーには、穀物とだけ書かれているだけで、何の穀物が使用されているのか分かりません。
このような表記は、利用者に対して不親切で、安全性も不透明なので、特に穀物アレルギーのワンちゃんは選ばない方が良いでしょう。
〇〇等の表記に注意
肉類や油脂類をみてみると、〇〇等という表記がされています。
〇〇等と曖昧な表記をしている場合は、低品質な原材料が使用されていることがほとんどです。
もしかしたら、肉類に4Dミートや副産物などの粗悪な原材料が使用されているかもしれません。
原材料表記に、このような曖昧な表記ある場合は、どのような原料が含まれているのか不明なので、選ばない方が無難です。
危険な人工添加物を使用
着色料として使用されている青色2号、赤色102号、二酸化チタンは、発がん性が確認され、黄色4号と黄色5号にはアレルギーを引き起こす恐れがあります。
保存料として使用しているソルビン酸カリウムは、急性症状があり、大量に摂取すると、嘔吐や昏睡などの中毒症状を引き起こす恐れがあります。
酸化防止剤として使用されているBHAは、発がん性が堪忍されており、BHTは、変異原型や催奇形性の疑いがあります。
どれも犬の健康に悪影響を与える恐れがあり、危険性の高い添加物です。
ペディグリーの原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
大豆
大豆は豆類の中でもタンパク質は多く含まれていて、さらにアミノ酸の組み合わせが動物性タンパク質に似ています。
大豆に含まれるイソフラボンは、コレステロールを下げる効果があります。
また、カルシウムや食物繊維も多く含まれています。
タンパク加水分解物
タンパク加水分解物とは、フードにコクやうま味を与えるアミノ酸混合物です。
3つの製造方法(塩酸分解法、酵素分解法、熱水抽出法)があり、塩酸分解法で製造すると、クロロプロパノールという発ガン性の疑いがある物質が少量生成されることが分かっています。
シュプレモがどの製造方法か分からないので、安全性に不安を感じます。
ビートパルプ
ビートパルプとは、甜菜(砂糖大根)から砂糖を搾り取った際の残りカスのことです。
ドッグフードには、かさ増し目的で使用されることが多いです。
ピートパルプは、製造過程で使用される薬剤が残留している恐れや過剰摂取で便秘になる可能性があります。
ドッグフードに使用するメリットはほとんどないので、避けた方が良い原材料の一つです。
ペディグリーの成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):350kcal
口コミ・評価
便の調子も良く、お腹を壊しません。
ただ、着色料のせいか、色がカラフルすぎて違和感があります。
うちの子には合わなかったようです。
安いので仕方ないですが、原材料はやっぱり不安です。
激安で食いつくが良いということで、購入者の口コミは比較的好評のようです。
継続的に利用している人は、原材料をあまり気にせず、価格を重視している方が大半のようです。
まとめ
ペディグリーについて評価しました。
原材料に危険性のあるものが多数含まれているので、愛犬の健康を考えるのであれば、おすすめできません。
激安のフードを与えつづけた結果、フードが原因で病気になってしまい、余計にコストがかかることもあります。
価格だけでなく、原材料の質に注目してドッグフードを選んでみてください。