
ペットフード・オブ・ザ・イヤーを3年連続で受賞するなど国際的に高い評価を得ている「オリジン」。
オリジンは、愛犬の健康維持に最適なドッグフードなのでしょうか。
ここでは、オリジンドッグフードを原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際に購入した飼い主の方の口コミやお得な購入方法なども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
この記事では、一番人気のオリジンオリジナルについて紹介していきます。
オリジンドッグフードの概要

商品名 | オリジンオリジナル |
販売業者 | 株式会社オリジンジャパン |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
添加物 | 不使用 |
穀物 | 不使用(グレインフリー) |
原産国 | アメリカ |
対象年齢 | 全年齢 |
原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):394kcal(カロリー)
オリジンドッグフードの評価
総合ポイント 4.8pt
原材料 | |
添加物 | |
アレルギー | |
成分 | |
コスパ |
原材料:粗悪な原料を使用していないか?
危険な原材料 | 特になし |
粗悪な原料は一切使われていません。
ヒューマングレードの食材を使用しているので、原材料の品質はとても高いです。
添加物:危険な添加物は使用していないか?
エトキシキン(酸化防止剤) | なし |
BHA(酸化防止剤) | なし |
BHT(酸化防止剤) | なし |
合成着色料 | なし |
没食子酸プロピル(酸化防止剤) | なし |
ソルビン酸カリウム(保存料) | なし |
亜硝酸ナトリウム(発色剤) | なし |
プロピレングリコール(保湿剤) | なし |
グリシリジン・アンモニエート(甘味料) | なし |
危険性のある添加物は使われていません。
酸化防止剤として使用しているミックストコフェロールは、天然由来なので安全性が高いです。
アレルギー:アレルギーになりやすい食材を使用していないか?
牛肉 | なし |
小麦 | なし |
とうもろこし | なし |
大豆 | なし |
乳製品 | なし |
アレルギーになりやすい食材は特に使われていません。
主原料の鶏肉は牛肉と比べるとアレルギー性は低いですが、全体の15%程度のワンちゃんがアレルギーを持っています。
もし愛犬がアレルギー持ちの場合は、他のフードを利用してください。
成分:栄養バランスは?
成分 | 数値 | 高〜低 |
タンパク質 | 38.0%以上 | 高め |
脂質 | 18.0%以上 | 高め |
繊維質 | 4.0%以下 | 標準 |
灰分 | ー | ー |
水分 | 12.0%以下 | ー |
カロリー | 394.0kcal/100g | 高め |
タンパク質が豊富に含まれているので、健康維持に必要な栄養素を十分に摂ることができます。
脂肪やカロリーが高めなので、運動量が豊富なワンちゃんへ特におすすめです。
コスパ:価格は適切か?
価格 | 4,467円 ※Amazon参照 |
容量 | 2.0kg |
100gあたりの価格 | 223円 |
価格はドッグフードの中でも比較的高額な部類となっています。
ただ品質がとても高く、それだけの価値があるフードだといえます。
オリジンドッグフードの特徴
肉の配合率85%で高タンパク
原材料には、新鮮な鶏肉や魚類など最高級の肉類が85%も含まれています。
新鮮な肉類を丁寧に低温調理しているので、美味しさと栄養を最大限に引き出すことができます。
オリジンはタンパク質38%以上と一般的なドッグフードよりも非常に高タンパクなので、タンパク質が高すぎると不安になる方もいるかもしれません。
しかし、犬はもともと肉食動物なので高タンパクな食事(動物性タンパク質)を消化できる身体となっています。
人間は高タンパクな食事をとると腎臓に負担がかかりますが、犬は高タンパクな食事をとっても腎臓に影響を与えることはありません。
動物性タンパク質を豊富に摂取できるオリジンは、犬の健康維持に十分な栄養を摂取することができます。
野菜は低GI値のみを使用
GI値とは、血糖値の上がりやすさをあらわしたものになります。
GI値が低いと血糖値の上昇は緩やかでGI値が高いと血糖値は急激に上昇します。
高GI値の食べ物は血糖値をすぐに上昇させるので、脂肪が作られやすく肥満のリスクが高くなります。
オリジンはGI値が低い野菜のみを使用しているので、糖がおだやかに取り込まれ、血糖値の上昇もゆるやかになります。
人工添加物は無添加
原材料には、合成着色料などの人工添加物を使用していません。
人工添加物を使用しているドッグフードは、アレルギー反応を引き起こしたり健康に悪影響を与える恐れがあります。
愛犬の健康を考えると、人工添加物は不使用のドッグフードが望ましいです。
穀物不使用のグレインフリー
原材料には、穀物が一切使用されていません。
犬は穀物に対してアレルギーを持っていることがあるので、注意すべき食材の一つです。
愛犬が穀物アレルギーの場合は、穀物を使っていないグレインフリーのドッグフードを与える必要があります。
オリジンはグレインフリーなので、穀物アレルギーのワンちゃんにも安心して与えることができます。
整腸作用がある
原材料には、様々な野菜や果物、ハーブなどが配合されています。
これらの食材には、豊富な食物繊維が含まれています。
そのため、ワンちゃんのお腹の調子を整えてくれる効果が期待できます。
毛並みが良くなる
オリジンには、豊富な動物性たんぱく質が含まれています。
動物性タンパク質は、消化吸収に優れ、毛並みや毛ツヤにとても大切な栄養素です。
オリジンを与え続けることで、毛並みや毛ツヤを改善してくれる効果が期待できます。
関節ケアの効果あり
オリジンに配合されている肉類や野菜などから、グルコサミンやコンドロイチンを豊富に摂取することができます。
これらの成分は、関節の健康維持にとても効果があります。
関節の痛みや炎症を抑えたり、関節のトラブルの予防に効果があります。
口コミ・評判
下痢気味で悩んでいましたが、ウンチの硬さもちょうど良くなりました。
食の細い子でしたが、勢いよく食べています。
体調も良さそうなので、今後もリピートしたいと思います。
オリジンにしてから、毛並みが見違えるように良くなりました。
触り心地が全然違います。
価格は高めですが、それだけの価値は十分にあると思います。
トイプードルにとっては粒が大きめなので、砕いてから与えるようにしています。
食いつきに関しては、満足している飼い主の方が多かったです。
毛並みが改善されたり、便の状態が良くなるなど、健康面での評価も高いようです。
粒は比較的大きめなので、小型犬には砕いてからあげるなどの工夫をすると良いかもしれません。
粒の大きさ

オリジンオリジナルは、直径が約1.5cm、厚さが約0.4cmの丸型の形状をしています。
比較的大き目なので、中型犬〜大型犬向けでかりかりと噛んで食べるのが好きなワンちゃんにおすすめです。
小型犬に与える際には、細かく砕いたり、ふやかしたりしてから与えると良いでしょう。
与え方
オリジンオリジナルの1日あたりの給与量は以下になります。

こちらの数値を参考に与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって変わるので目安として考えるようにしてください。
適切な給与量は犬種、性別、年齢、運動量などによって異なります。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整していくようにしてください。
ドッグフードの切り替え方
ドッグフードを切り替える時は、徐々に新しいものへ切り替えていくことをおすすめします。
急に新しいドッグフードに切り替えると、場合によっては下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。
愛犬の身体への負担を軽減させるためにも、便の状態や体調などを見ながら少しずつ新しいフードに慣れさせるようにしてください。
1〜3日目
前のフードをメインに新しいフードを少量ずつ混ぜる。
4〜6日目
新しいフードの割合を少しずつ増やしていく。
7〜10日目
最終的に新しいドッグフードのみにする。
お腹の弱いワンちゃんには、もう少し時間をかけて切り替えるようにしてください。
賞味期限と保存方法
愛犬のためにも、賞味期限を守り、適切な方法で保存するようにしてください。
オリジンの賞味期限
オリジンの賞味期限は、未開封の場合は製造から15ヶ月となっています。
開封後は、1ヶ月程度を目安に使い切るようにしてください。
賞味期限が切れてしまったドッグフードは、愛犬の健康を損なう可能性があるので与えないようにしましょう。
上記の期限は、正しい方法で保存した場合の日付である点に注意してください。
正しい保存方法
ドッグフードが酸化しないために、できるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。
オリジンはパッケージにチャックがついているので、中の空気を抜いてチャックをしっかり閉めるようにしてください。
保管場所は、劣化を防止するために冷暗所に保管してください。
冷暗所とは、多温多湿にならず直射日光の当たらない場所のことです。
冷蔵庫で保存する方もいるようですが、ドライフードは冷蔵庫で保存するのは避けるようにしてください。
外と冷蔵庫内の温度差によって結露が生じ、カビが発生することがあります。
ドライフードは、できるだけ常温で保存するようにしましょう。
商品ラインナップ
【オリジンパピー】
子犬におすすめのドライフード
内容量:340g/2kg/5.9kg/11.3kg
【オリジンパピーラージ】
高タンパク・低カロリーで大型犬の子犬におすすめ
内容量:5.9kg/11.3kg
【オリジンシニア】
シニア犬の健康維持に最適
内容量:340g/2kg/5.9kg/11.3kg
【オリジンオリジナル】
パピー犬からシニア犬まで対応
内容量:340g/2kg/5.9kg/11.3kg
【オリジンレジオナルレッドドッグ】
アンガスビーフ、イノシシ、ラムなど多種類の新鮮なお肉を使用
内容量:340g/2kg/5.9kg/11.3kg
【オリジン6フィッシュドッグ】
ニューイングランド沖の新鮮な魚を使用
内容量:340g/2kg/5.9kg/11.3kg
【オリジンフィット&トリムドッグ】
カロリー控えめで、脂質と炭水化物を制限
内容量:340g/2kg/5.9kg/11.3kg
まとめ

オリジンドッグフードは、ペットフード・オブ・ザ・イヤーなど様々な賞を受賞している国際的にも非常に評価の高いドッグフードです。
多少価格は高めですが、それだけの価値があるフードだといえます。
激安のドッグフードを与え続けて、病気になってしまうと余計に治療費がかかってしまうこともあります。
良いドッグフードを与えて、愛犬の健康を維持する方が経済的だと思います。
愛犬の健康のためにも、ぜひオリジンドッグフードを試してみてください。