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ドッグフードの基本

ドッグフードに含まれる動物性脂肪と植物性脂肪

投稿日:2018-08-01 更新日:

犬
ドッグフードには、栄養バランスのために、油脂類が含まれています。
脂肪は、主に動物性と植物性に分けることができます。

どちらの油脂が含まれているかによって、犬に与える影響も異なってきます。
それでは、動物性脂肪と植物性脂肪のどちらが犬にとって好ましいのでしょうか?

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動物性脂肪とは

動物性脂肪とは、文字通り動物の体内に含まれている脂肪です。
牛や鶏、魚類などの動物から採れた油脂のことです。

脂肪は、酸素に触れると酸化しますが、動物性脂肪には、酸化しにくい脂肪酸である飽和脂肪酸が多く含まれています。

粗悪なドッグフードの中には、製造過程で廃棄肉を使用している低品質のものがあります。

特に、「鶏肉油脂」「ラム油脂」のように、明確に名称が記載されているものでなく、「動物性脂肪(動物性油脂)」と一括りにされているものは、劣悪な原料から採れた油脂であることがほとんどです。

動物性脂肪のメリット

食いつきが良い

動物性脂肪を使用しているドッグフードの匂いを嗅いでみると、独特な匂いがすると思います。
この匂いが犬の食欲を誘い、食いつきが良くなります。

ドッグフードの内容がどうであれ、動物性脂肪を使用しているものは、喜んで食べてくれるでしょう。

安価なものが多い

動物性脂肪と一括りに記載されているものは、劣悪な原料から作られたものが多く、安価なものが多いです。

低品質な動物性脂肪は、安く手に入るので、安価なドッグフードを大量生産することができるのです。

動物性脂肪のデメリット

酸化防止剤を多用している

動物性脂肪を使用しているドッグフードは、酸化防止剤を多用しています。
上記で、動物性脂肪には、酸化しにくい飽和脂肪酸が多く含まれていると説明しました。

しかし、動物性脂肪は、常温では固体であるため、製造過程で加熱する必要があります。

その結果、空気に触れる機会が多くなるので、酸化しやすくなってしまいます。
そのため、動物性脂肪を使用するときは、酸化防止剤を多用しなければいけなくなります。

腐敗しやすい

加熱された動物性脂肪は、酸化しやすくなるとともに、腐りやすくもなります。

動物性脂肪は、腐敗する際にガスを発生するので、鼓腸症などの症状の原因となります。

また、腐敗を避けるために、防腐剤などが多用されるので、犬の健康にも良くないでしょう。

肥満になりやすい

動物性脂肪を過剰摂取してしまうと、コレステロールや中性脂肪の増加から、肥満になりやすくなってしまいます。

そのため、動物性脂肪の過剰摂取には、気をつけたほうが良いでしょう。

植物性脂肪とは

植物性脂肪とは、植物から採れた油脂のことです。
オリーブオイルや米油、パーム油やサンフラワー油など様々なものがあります。

植物性脂肪には、酸化しやすい脂肪酸である不飽和脂肪酸が多く含まれています。

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植物性脂肪のメリット

健康に良い

植物性脂肪に含まれている不飽和脂肪酸は、血液中のコレステロールや中性脂肪を調整するので、血液をサラサラにしてくれます。

太りにくい

動物性脂肪に比べて、植物性脂肪は肥満になりにくいです。

コレステロール値を低下させる機能がある不飽和脂肪酸によって、飽和脂肪酸を含む動物性脂肪より、太りにくくなります。

植物性脂肪のデメリット

酸化しやすい

不飽和脂肪酸を多く含む植物性脂肪は、酸化しやすいという特徴があります。
そのため、長期保存には向かず、保存方法にも気をつける必要があるでしょう。

また、酸化を抑えるために、酸化防止剤が添加されていることも多いです。

食いつきが悪い

動物性脂肪が使われているドッグフードより、植物性脂肪のものの方が、食いつきが悪いです。
動物性脂肪の方が、味や匂いが好みで、食欲を誘うようです。

しかし、食いつきが悪い場合でも、慣れてしまえば、喜んで食べるようになるので、気にしなくて良いと思います。

選び方

動物性脂肪と植物性脂肪ともに、メリットとデメリットがありますが、動物性脂肪(動物性油脂)と記載されたドッグフードは選ばない方が良いでしょう。

「牛脂肪」などのように明確な表現でなく、動物性脂肪と一括りに記載されているものは、低品質な原料から製造されている可能性が高いので選ばないでください。

これについては、植物性油脂にも同じことが言えるので、明確に油脂の名称が記載されているものの方が良いです。

また、動物性脂肪は、製造過程で加熱する必要があることから、酸化を防止するために、酸化防止剤が使用されているので、選ぶのは避けた方が良いでしょう。

植物性脂肪についても、酸化しやすいという特徴がありました。

これについては、冷却圧搾法など適切な方法で抽出されたものであれば、酸化や劣化を遅らせることができます。

また、使われている酸化防止剤が、「エトキシキン」「BHA」「BHT」のような危険なものでなく、「ミックストコフェノール」「ローズマリー抽出物」のような安全性の高いものを使用しているドッグフードを選ぶと良いと思います。

まとめ

犬
原則として、動物性油脂と記載されているドッグフードは選ばないでください。

脂肪は、犬にとっても重要な栄養素なので、上質なものを選んであげると良いと思います。

また、「鶏肉油脂」「オリーブ油」「大豆油」などのように細かく明記されているもの、そして、安全性の高い酸化防止剤を使用しているものを選ぶ方が、愛犬の健康ために良いでしょう。

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