この記事で紹介するのは、日本の愛犬のために作られたオーストラリア産のドッグフード「ナチュラルナース」です。
ナチュラルナースは、愛犬の健康維持に最適なドッグフードなのでしょうか。
ここでは、ナチュラルナースを原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際に購入した飼い主の方の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ナチュラルナースの概要
総合ポイント 4pt
商品名 | ナチュラルナース |
販売業者 | 有限会社エコ・プラン21 |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
添加物 | 不使用 |
穀物 | 米、オーツ麦 |
原産国 | オーストラリア |
対象年齢 | 全年齢 |
原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):380kcal
ナチュラルナースの評価
総合ポイント 4pt
原材料 | 4.5pt |
添加物 | 4.5pt |
アレルギー | 5pt |
成分 | 2.5pt |
コスパ | 3.5pt |
原材料:粗悪な原料を使用していないか?
危険な食材 | 特になし |
粗悪な食材は特に使われていません。
食材は、人間が食べることができるヒューマングレード品質のものを使用しています。
添加物:危険な添加物は使用していないか?
【危険な添加物】
エトキシキン(酸化防止剤) | なし |
BHA(酸化防止剤) | なし |
BHT(酸化防止剤) | なし |
合成着色料 | なし |
没食子酸プロピル(酸化防止剤) | なし |
ソルビン酸カリウム(保存料) | なし |
亜硝酸ナトリウム(発色剤) | なし |
プロピレングリコール(保湿剤) | なし |
グリシリジン・アンモニエート(甘味料) | なし |
危険性のある添加物は含まれていません。
ビタミンやミネラルなど栄養添加物を使用していますが、素材だけでは不足しがちな栄養を補うもので危険性はありません。
アレルギー:アレルギーになりやすい食材を使用していないか?
【アレルギーの原因になりやすい食材】
牛肉 | なし |
小麦 | なし |
とうもろこし | なし |
大豆 | なし |
乳製品 | なし |
アレルギーになりやすい食材は特に使われていません。
主原料のカンガルーやラムは、牛肉などと比べるとアレルギーになりにくいお肉です。
穀物が含まれていますが、アレルギー性の低いものを使用しています。
成分:栄養バランスは?
成分 | 数値 | 高〜低 |
タンパク質 | 21.0%以上 | 低め |
脂質 | 14.0%以上 | 標準 |
繊維質 | 6.5%以下 | 高め |
灰分 | 4.0%以下 | 低め |
水分 | ー | ー |
カロリー | 380kcal/100g | 高め |
タンパク質が21%と低めの数値となっています。
パピー犬にはタンパク質が少ないですが、成犬以降であれば問題ない範囲です。
カロリーが高めなので、与えすぎには注意してください。
コスパ:価格は適切か?
価格 | 5,284円(税込)※Amazon |
容量 | 2.4kg |
100gあたりの価格 | 220円 |
商品サイズ2.4kgの場合、100gあたり220円です。
原材料の品質を考えると、コスパは高めとなっています。
ナチュラルナースの特徴
主原料はラム肉とカンガルー肉
主原料には、ラム肉とカンガルー肉を使用しています。
カンガルー肉は、高タンパク、低脂肪、低コレステロールが特徴なヘルシーなお肉です。
ラム肉もヘルシーでアレルギー性も低いので、チキンやビーフにアレルギーを持つワンちゃんにもおすすめです。
人工添加物無添加
原材料に、合成保存料や合成着色料などの人工添加物を使用していません。
人工添加物の中には、発がん性が確認されているものもあり、健康維持にふさわしくありません。
保存料として使用しているサンフラワーオイルやローズマリーオイルは、天然型のものなので安全性は高いです。
アレルギー性の低い穀物を使用
フードに、穀物である玄米が使用されています。
犬は穀物を消化しにくいと言われますが、製造過程で消化しやすい状態になっているので問題ありません。
アレルギーの心配をする方もいると思いますが、ナチュラルナースで使用している穀物はアレルギーになりにくいものなので過度な心配はいりません。
穀物は有用成分を多く含んでいるので、適量であれば犬にとってメリットの多い食材です。
口コミ・評判
最近になって、涙やけが改善されてきました。
こちらは、食いつきや便の状態が良いのでこれからも利用してみます。
食いつきはまあまあだと思います。
単体だと食べないので、半生タイプと混ぜてあげています。
涙やけが改善されたなど、健康面での効果を感じている方もいました。
食いつきも高評価が多いですが、一部食べない子もいるようなので、小さめのサイズから試してみるのも良いでしょう。
粒の大きさ
ナチュラルナースは、直径が約1.0cm、厚さが約0.2cmで薄い丸型の形状をしています。
ドッグフードの中でも小粒なので、小型犬でも食べやすいサイズです。
また、消化能力の低い幼犬やシニア犬、フードを丸呑みしがちなワンちゃんにもおすすめの大きさです。
与え方
1日あたりの給与量は以下になります。
体重 | 給与量 |
1〜5kg | 20〜60g |
5〜10kg | 60〜90g |
10〜15kg | 90〜120g |
15〜20kg | 120〜140g |
20〜25kg | 140〜180g |
25〜30kg | 180〜230g |
30〜35kg | 230〜280g |
35〜40kg | 280〜330g |
40〜45kg | 330〜380g |
45〜50kg | 380〜420g |
50〜55kg | 420〜460g |
55〜60kg | 460〜500g |
こちらの数値を参考に与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって変わるので目安として考えるようにしてください。
適切な給与量は犬種、性別、年齢、運動量などによって異なります。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整していくようにしてください。
ドッグフードの切り替え方
ドッグフードを切り替える時は、徐々に新しいものへ切り替えていくことをおすすめします。
急に新しいドッグフードに切り替えると、場合によっては下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。
愛犬の身体への負担を軽減させるためにも、便の状態や体調などを見ながら少しずつ新しいフードに慣れさせるようにしてください。
1〜3日目
前のフードをメインに新しいフードを少量ずつ混ぜる。
4〜6日目
新しいフードの割合を少しずつ増やしていく。
7〜10日目
最終的に新しいドッグフードのみにする。
お腹の弱いワンちゃんには、もう少し時間をかけて切り替えるようにしてください。
賞味期限と保存方法
愛犬のためにも、賞味期限を守り、適切な方法で保存するようにしてください。
ナチュラルナースの賞味期限
ナチュラルナースは、開封してから1ヶ月以内に使い切るようにしてください。
賞味期限が切れてしまったドッグフードは、愛犬の健康を損なう可能性があるので与えないようにしましょう。
上記の期限は、正しい方法で保存した場合の日付である点に注意してください。
正しい保存方法
ドッグフードが酸化しないために、できるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。
ナチュラルナースはパッケージにチャックがついているので、中の空気を抜いてチャックをしっかり閉めるようにしてください。
保管場所は、劣化を防止するために冷暗所に保管してください。
冷暗所とは、多温多湿にならず直射日光の当たらない場所のことです。
冷蔵庫で保存する方もいるようですが、ドライフードは冷蔵庫で保存するのは避けるようにしてください。
外と冷蔵庫内の温度差によって結露が生じ、カビが発生することがあります。
ドライフードは、できるだけ常温で保存するようにしましょう。
商品ラインナップ
ナチュラルナースには、以下の商品サイズが販売されています。
- 800g
- 800g×3
- 2.4kg
- 6kg
- 12kg
小さいサイズから大容量のものまで幅広く用意されています。
まとめ
ナチュラルナースについて評価しました。
人工添加物は一切使用せず、アレルギーに配慮した高品質なドッグフードです。
タンパク質や脂肪が控えめなので、運動量の少ない子や太り気味の子におすすめです。