この記事で紹介するのは、日本の住環境を考えて作られたドッグフード「ナチュラルハーベスト」です。
ナチュラルハーベストは、愛犬の健康維持に最適なドッグフードなのでしょうか。
ここでは、「ナチュラルハーベスト ベーシックフォーミュラ メンテナンススモール ラム」を原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際に購入した飼い主の方の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ナチュラルハーベストの概要
総合ポイント 4pt
商品名 | ナチュラルハーベスト ベーシックフォーミュラ メンテナンススモール ラム |
販売業者 | 株式会社バンガードインターナショナルフーズ |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
添加物 | 不使用 |
穀物 | 精製白米、米ぬか |
原産国 | アメリカ |
対象年齢 | 全年齢 |
原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):320kcal
ナチュラルバーベストの評価
総合ポイント 4pt
原材料 | 4.5pt |
添加物 | 4.5pt |
アレルギー | 4.5pt |
成分 | 3.5pt |
コスパ | 3pt |
原材料:粗悪な原料を使用していないか?
危険な食材 | 特になし |
粗悪な原料は特に使われていません。
ミール系のお肉が使われていますが、高品質な原料を使用しているので安全です。
添加物:危険な添加物は使用していないか?
【危険な添加物】
エトキシキン(酸化防止剤) | なし |
BHA(酸化防止剤) | なし |
BHT(酸化防止剤) | なし |
合成着色料 | なし |
没食子酸プロピル(酸化防止剤) | なし |
ソルビン酸カリウム(保存料) | なし |
亜硝酸ナトリウム(発色剤) | なし |
プロピレングリコール(保湿剤) | なし |
グリシリジン・アンモニエート(甘味料) | なし |
危険性のある添加物は含まれていません。
ビタミンやミネラルといった栄養添加物を使用していますが、素材だけでは不足しがちな栄養を補うもので危険性はありません。
アレルギー:アレルギーになりやすい食材を使用していないか?
【アレルギーの原因になりやすい食材】
牛肉 | なし |
小麦 | なし |
とうもろこし | なし |
大豆 | なし |
乳製品 | なし |
アレルギーになりやすい食材は含まれていません。
穀物が含まれていますが、アレルギー性が低いものを使用しています。
成分:栄養バランスは?
成分 | 数値 | 高〜低 |
タンパク質 | 18.0%以上 | 低め |
脂質 | 8.0%以上 | 低め |
繊維質 | 4.0%以下 | 標準 |
灰分 | 5.5%以下 | 標準 |
水分 | 6.0%以下 | ー |
カロリー | 320kcal/100g | 低め |
タンパク質・脂質・カロリーが控えめのフードとなっています。
全年齢対応となっていますが、子犬に与えるにはタンパク質や脂質が低いです。
太り気味や運動量の少ないワンちゃんに向いているフードです。
コスパ:価格は適切か?
価格 | 3,190円(税込)※Amazon |
容量 | 1.59kg |
100gあたりの価格 | 200円 |
100gあたり200円と高めの価格設定になっています。
ただ、品質を考えると納得の価格です。
ナチュラルハーベストの特徴
肉類がメイン
主原料にお肉を使い、肉類がメインのドッグフードになっています。
動物性タンパク質が豊富に含まれているので、健康維持に必要な栄養を十分に摂ることができます。
原材料を見ると、ラムミールが使用されています。
〇〇ミールと表記されている肉類は低品質な原料から作られている可能性があります。
しかし、ナチュラルハーベストは良質な肉類のみを使用しているので安心して利用することができます。
人工添加物無添加
原材料に、合成保存料などの人工添加物が使用されていません。
人工添加物は健康に悪影響を与える恐れがあるので、できるだけ含まれていないものが好ましいです。
酸化防止剤として使用されているローズマリー抽出物は、天然由来のものなので安全性は高いです。
アレルギー性の低い穀物を使用
原材料には、精製白米や米ぬかといった穀物が使用されています。
犬は穀物を消化しにくいと言われますが、製造過程で消化しやすい状態になっているので問題ありません。
また、アレルギーの心配をする方もいると思いますが、ナチュラルハーベストで使用している穀物はアレルギー性の低いものなので過度な心配はいりません。
関節のケアに効果あり
原材料には、関節のケアに効果があるグルコサミンやコンドロイチンが含まれています。
これらの成分には、関節の痛みや炎症を抑える効果が期待できます。
膝蓋骨脱臼(パテラ)など関節のトラブルに陥りやすい老犬にもおすすめのドッグフードです。
口コミ・評判
フードのにおいも少なめで気に入っています。
うちの子にはこれがあっているみたいです。
食いつきもよく、ウンチの硬さもちょうど良いです。
その子は偏食気味なので仕方ないですが残念です。
口コミは好評で、毛並みや毛ツヤが良くなったという意見もみられました。
一部で合わない子もいるようですが、食いつきも高評価が多かったです。
粒の大きさ
直径が約0.7cm、厚さが約0.4cmで丸型の形状をしています。
ドッグフードの中でも小粒なので、小型犬でも食べやすいサイズです。
フードを丸呑みしがちなワンちゃんにもおすすめの大きさです。
与え方
1日あたりの給与量は以下になります。
体重 | 成犬 | シニア犬 |
1kg | 30g | 30g |
2.5kg | 60g | 50g |
5kg | 90g | 85g |
10kg | 145g | 130g |
20kg | 235g | 210g |
30kg | 305g | 275g |
40kg | 370g | 335g |
50kg | 430g | 285g |
こちらの数値を参考に与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって変わるので目安として考えるようにしてください。
適切な給与量は犬種、性別、年齢、運動量などによって異なります。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整していくようにしてください。
ドッグフードの切り替え方
ドッグフードを切り替える時は、徐々に新しいものへ切り替えていくことをおすすめします。
急に新しいドッグフードに切り替えると、場合によっては下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。
愛犬の身体への負担を軽減させるためにも、便の状態や体調などを見ながら少しずつ新しいフードに慣れさせるようにしてください。
1〜3日目
前のフードをメインに新しいフードを少量ずつ混ぜる。
4〜6日目
新しいフードの割合を少しずつ増やしていく。
7〜10日目
最終的に新しいドッグフードのみにする。
お腹の弱いワンちゃんには、もう少し時間をかけて切り替えるようにしてください。
賞味期限と保存方法
愛犬のためにも、賞味期限を守り、適切な方法で保存するようにしてください。
ナチュラルハーベストの賞味期限
ナチュラルハーベストは、開封してから1ヶ月以内に使い切るようにしてください。
賞味期限が切れてしまったドッグフードは、愛犬の健康を損なう可能性があるので与えないようにしましょう。
上記の期限は、正しい方法で保存した場合の日付である点に注意してください。
正しい保存方法
ドッグフードが酸化しないために、できるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。
ナチュラルハーベストはパッケージにチャックがついているので、中の空気を抜いてチャックをしっかり閉めるようにしてください。
保管場所は、劣化を防止するために冷暗所に保管してください。
冷暗所とは、多温多湿にならず直射日光の当たらない場所のことです。
冷蔵庫で保存する方もいるようですが、ドライフードは冷蔵庫で保存するのは避けるようにしてください。
外と冷蔵庫内の温度差によって結露が生じ、カビが発生することがあります。
ドライフードは、できるだけ常温で保存するようにしましょう。
商品ラインナップ
ナチュラルハーベストには、以下のラインナップがあります。
ベーシックフォーミュラ
タンパク源を限定した低アレルギーフード
- メンテナンス ビーフ&チキン
- メンテナンス ラム
- パピーチキン
- メンテナンススモール ラム
- メンテナンススモール ターキー
- メンテナンススモール フィッシュ
プライムフォーミュラ
フレインフリーのナチュラルフード
- マイリトルダーリン
- シュープリーム
セラピューティックフォーミュラ
最新の栄養学理論を取り入れた食事療法食
- レジーム ダイエット用食事療法食
- レジーム ダイエット用食事療法食(大袋、大粒)
- シニアサポート ハイシニア用食事療法食
- フラックス 結石ケア用食事療法食
- キドニア 腎臓ケア用食事療法食
- カロン スキン&コートケア用食事療法食
パウダーフード
パウダータイプの総合栄養食
- レバエイド
- ハートエイド
まとめ
ナチュラルハーベストについて評価しました。
添加物は使用せず、原材料は良質なものだけを使用しています。
ラムミールについても、公式サイトに高品質な原材料を厳選していると書かれているので、粗悪な原料は使用していません。
アレルギーにも配慮されていて、安心して利用できるドッグフードになっています。