ドッグフード「モアソフト」は、愛犬の健康維持に最適なドッグフードなのでしょうか。
この記事では、「モアソフト アダルト チキン」を原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際に購入した飼い主の方の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
モアソフトの概要
総合ポイント 1.8pt
評価
|
原材料 : 添加物 : アレルギー: 成分 : コスパ : |
商品名 | モアソフト アダルト チキン |
販売業者 | アドメイト |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | セミモイストタイプ |
価格 | 992円(税込)※Amazon |
容量 | 600g |
100gあたり価格 | 165円 |
添加物 | プロピレングリコール、ソルビン酸カリウム、エリソルビン酸ナトリウム |
穀物 | 小麦粉、小麦たん白、小麦ブラン |
原産国 | 日本 |
対象年齢 | 1歳以上 |
モアソフトの特徴
第一主原料は鶏肉
第一主原料には、鶏肉を使用してます。
鶏肉は、豊富な動物性タンパク質を含んでいて、消化吸収にも優れています。
また、単一種の動物性タンパク質を使用することで食物アレルギーにも配慮しています。
小麦を使用
原材料に、小麦粉、小麦たん白、小麦ブランといった穀物が使用されています。
穀物の中でも、小麦はアレルギーになりやすい食材なので気をつける必要があります。
愛犬が穀物アレルギーの場合は、グレインフリーのフードを選ぶようにしましょう。
危険性のある添加物
プロピレングリコールは保湿剤としての効果がありますが、発ガン性があり、赤血球の異常や腸の障害などを引き起こす恐れがあります。
保存料として使用しているソルビン酸カリウムは、少量では危険性は低いものの、遺伝子の突然変異や染色体異常の恐れがあります。
酸化防止剤のエリソルビン酸ナトリウムも、一部で発ガン性が指摘されています。
不安な原材料
脱脂大豆は大豆ミールともいわれ、大豆から有用成分を搾り取って残った搾りカスのことです。
鼓腸症になるリスクが高くなったり、カルシウムや亜鉛の吸収を阻害します。
植物性油脂と表記されている油脂は、破棄するような低品質な原料から作られている可能性があります。
油脂類については、植物性油脂などと曖昧な表記ではなく、「オリーブ油」や「大豆油」のように油脂の種類を明記しているものを選ぶようにしてください。
モアソフトの原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
鶏
筋肉や皮膚、内臓など体の組織を作るのに欠かせないタンパク質が豊富に含まれています。
鶏肉のタンパク質は必須アミノ酸のバランスが良いので、消化吸収に優れています。
粘膜を強くするビタミンA、皮膚の健康を助けるナイアシン(ビタミンB3)など健康に効果のある栄養素が多く含まれています。
小麦粉
小麦には、植物性タンパク質や炭水化物が多く含まれています。
ビタミンB1・B2・E・ナイアシン・パントテン酸などビタミン類、鉄・ナトリウム・カルシウム・リンなどミネラルも豊富に含まれています。
アレルギーには注意が必要で、全体の12~13%程度のワンちゃんがアレルギーを持っていると言われています。
オリゴ糖
オリゴ糖は、腸内で善玉菌のエサとなることで腸内環境を整える効果があります。
トマト
トマトに多く含まれるリコピンは、抗酸化作用があるので細胞の老化を防ぐ効果があります。
また、βカロテンなどのビタミン類も豊富に含まれています。
トマトの果汁にはリノール酸が含まれているので、血中コレステロールを下げる効果があります。
乳酸菌
善玉菌である乳酸菌は、悪玉菌を抑制し腸内フローラを良好に保ってくれます。
消化吸収を助けたり、病気への抵抗力をつけるなど有用な働きをします。
モアソフトの成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):391kcal
口コミ・評判
100gごと袋に小分けされているのも便利で使いやすいです。
体調も問題ありませんが、便が少しゆるくなりました。
価格は少し高いですが、小分けされているのがとても便利です。
ただ、添加物を使用しているので若干不安を感じます。
セミモイストタイプというだけあって、食いつきについてはほとんどの方が満足しているようです。
小分けされているのも便利なようで好評でした。
一方で、ソルビン酸カリウムなどの人工添加物に不安を感じている方もいました。
まとめ
モアソフトについて評価しました。
好ましくない原材料を多数使用しているので、安全性が高いフードとはいえません。
食いつきや小分けにされている点は好評ですが、愛犬の健康を考えるとおすすめできるフードではありません。