現在では様々なプレミアムドッグフードが販売されており、モグワンとナチュロルもその中の一つです。
とても有名なドッグフードなので、気になっている方も多いのではないでしょうか?
利用者の評判も良く、どちらを購入しようか迷っている方もいると思います。
ここでは、モグワンとナチュロルを様々な角度から比較してみたいと思います。
基本情報を比較
モグワン | ナチュロル | |
フードの目的 | 総合栄養食 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ | ドライタイプ |
穀物 | 不使用 | 不使用 |
原産国 | イギリス | 日本 |
対象年齢 | 全年齢対象 | 全年齢対象 |
販売業者 | 株式会社レティシアン | 楽しい製薬株式会社 |
賞味期限 | 未開封:製造から18ヶ月 開封後:3ヶ月 |
未開封:製造から1年間 開封後:2ヶ月 |
モグワンとナチュロル共に、ドライタイプの総合栄養食となっています。
原産国は異なり、モグワンはイギリス産でナチュロルは日本産です。
イギリスはペット先進国としても有名で、ドッグフードに関する規制も厳しいです。
賞味期限については、モグワンの方が長くなっています。
原材料を比較
主原料
モグワン | カナガン |
チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%) | 新鮮牛生肉(北海道・兵庫県産)、新鮮鶏生肉(兵庫県産)、新鮮馬生肉(カナダ産)、新鮮魚生肉(兵庫県産) |
モグワンはチキンとサーモンを主原料としているのに対し、ナチュロルは牛肉・鶏肉・馬肉・魚肉を主原料としています。
モグワンはチキンとサーモンで56%、ナチュロルは肉類が55%以上含まれているので、どちらも豊富な動物性タンパク質を摂取することができます。
ナチュロルの方がより多種類の肉類を使用していますが、牛肉はアレルギーに注意する必要があります。
3割程度のワンちゃんが牛肉にアレルギーを持っているので、もし愛犬がアレルギー持ちの場合は他のフードを利用してください。
その他の原材料
モグワン | ナチュロル |
サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ジンジャー、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌 | タピオカ(タイ産)、魚粉(北海道産、長崎県産)、紫さつまいも(タイ産)、チーズ(国産)、ココナッツ(フィリピン産)、リンゴ繊維、鶏粉末、ゴマ、ひまわり油、乳清、安定・特続型ビタミンC、天然バイオフラボノイド、海藻、脱脂粉乳、オリゴ糖、乳酸菌 |
モグワンは野菜・果物・ハーブなど多種多様な食材を使用しているのに対し、ナチュロルはシンプルな作りとなっています。
どちらも危険性のある添加物は使われていませんが、モグワンにはビタミンやミネラルといった栄養添加物を多数使用しています。
ただこれは、素材だけでは不足しがちな栄養を補うもので危険性はありません。
モグワンには、コンドロイチンやグルコサミンといった関節のケアに効果のある成分が含まれています。
一方でナチュロルには、オリゴ糖や乳酸菌といった整腸作用のある成分がより多く含まれています。
アレルギーの心配は?
モグワン | ナチュロル | |
牛肉 | なし | あり |
鶏肉 | あり | あり |
小麦 | なし | なし |
とうもろこし | なし | なし |
大豆 | なし | なし |
乳製品 | なし | あり |
卵 | なし | なし |
ナチュロルに含まれている牛肉は、肉類の中でもアレルギーになりやすいお肉です。
鶏肉も意外とアレルギーになりやすいく、15%程度のワンちゃんがアレルギーを持っています。
ナチュロルには、乳製品である乳清と脱脂粉乳が使われています。
比べてみると、ナチュロルにはアレルギーになりやすい食材が複数使われているので注意が必要です。
成分表を比較
成分 | モグワン | ナチュロル |
タンパク質 | 28% | 23-27% |
脂質 | 12% | 7-9% |
繊維質 | 3% | 2-4% |
灰分 | 8% | ー |
水分 | 8% | 9% |
カロリー | 344kcal(100gあたり) | 400kcal(100gあたり) |
タンパク質はモグワンが高めでナチュロルは標準的な数値となっています。
脂質についてはモグワンも控えめですが、ナチュロルはさらに低くドッグフード中でも非常に低脂質な部類です。
モグワンは肉類メインのフードとしては比較的ヘルシーな作りとなっています。
一方でナチュロルはカロリーが高めなので、与えすぎには注意が必要です。
粒の大きさを比較
モグワン | |
![]() |
・ドーナツ型 ・直径は約0.8〜1.2cm ・厚さは約0.4〜0.5cm
|
ナチュロル | |
![]() |
・円柱型 ・直径は約0.5cm ・全長は約1.0cm |
形状が異なり、モグワンはドーナツ型でナチュロルは円柱型となっています。
モグワンは真ん中に穴が空いているので、噛み砕きやすい形をしています。
ナチュロルは触れると崩れやすい硬さとなっています。
どちらも小粒で砕きやすいので、小型犬でも食べやすいドッグフードです。
価格を比較
モグワン | ナチュロル | |
価格(税込) | 4,356円 | 3,300円 |
容量 | 1.8kg | 850g |
100gあたりの価格 | 242円 | 388円 |
商品価格はモグワンの方が高いですが、ナチュロルの方が内容量が少なくなっています。
100gあたりの価格で比べるとモグワンの方が低価格となります。
両方とも定期コースが用意されていて、モグワンは最大で20%割引、ナチュロルは最大で30%割引で購入することができます。
ナチュロルは一般的なフードよりも給与量が少なめというメリットがありますが、コスパに関してはモグワンの方が高いです。
まとめ
モグワンは特に欠点がなく、万人におすすめできるドッグフードです。
ナチュロルも高品質ではありますが、成分値のバランスが悪く感じます。
ナチュロルにメリットがあるとすれば、国産であるという点です。
海外産ドッグフードは輸入する際に品質が低下することがありますが、国産のナチュロルはその心配がありません。
特にこだわりがなければモグワンを選ぶことをおすすめしますが、国産にこだわりたい方はナチュロルを選ぶのもアリだと思います。