モグワンとカナガンは、株式会社レティシアンから販売されているプレミアムドッグフードです。
とても有名なドッグフードなので、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
同じような価格帯なので、どちらを購入しようか迷っている方もいると思います。
この記事では、モグワンとカナガンを比較してみようと思います。
基本情報を比較
モグワン | カナガン | |
フードの目的 | 総合栄養食 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ | ドライタイプ |
穀物 | なし | なし |
原産国 | イギリス | イギリス |
対象年齢 | 全年齢対象 | 全年齢対象 |
販売業者 | 株式会社レティシアン | 株式会社レティシアン |
賞味期限 | 未開封:製造から18ヶ月 開封後:3ヶ月 |
未開封:製造から18ヶ月 開封後:3ヶ月 |
基本情報は、フードの目的から賞味期限まで全て一緒となっています。
同じ業者から販売されているだけあって、基本情報に違いはありません。
原材料を比較
主原料
モグワン | チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%) |
カナガン | 骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25% |
モグワンの主原料はチキン生肉と生サーモン、カナガンは骨抜きチキン生肉と乾燥チキンとなっています。
カナガンはチキンのみを主原料としているのに対し、モグワンはチキンだけでなくサーモンを使用しています。
チキンのタンパク質は必須アミノ酸のバランスが良く、消化吸収に優れています。
皮膚や粘膜を健康に保ち、疲労回復にも効果があります。
サーモンには、DHAやEPAと呼ばれる必須脂肪酸が豊富に含まれています。
血液をサラサラにしたり、血管の若返りに効果があります。
その他の原材料
モグワン | カナガン | |
脂質 | サーモンオイル2%、ココナッツオイル | 鶏脂3.1%、サーモンオイル1.2% |
野菜 | サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、アルファルファ、カボチャ、トマト、ジンジャー、アスパラガス | サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ |
フルーツ | バナナ、リンゴ、クランベリー、パパイヤ | リンゴ、クランベリー |
ハーブ | カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ | カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ |
その他 | ビール酵母、ミネラル類、ビタミン類、海藻、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌 | 乾燥全卵3.1%、ミネラル、ビタミン、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン |
どちらのフードもヒューマングレードの食材を使用し、野菜・フルーツ・ハーブが豊富に含まれています。
グルコサミンやコンドロイチンといった関節に良い成分が含まれている点も共通しています。
モグワンの方が野菜や果物が多く、様々な食材から栄養を摂取することができます。
カナガンは肉類が多く高タンパクで、犬本来の食事により近いフードとなっています。
添加物
モグワン・カナガンともに着色料や香料など危険な添加物は含まれていません。
危険性はありませんが、合成ビタミンや合成ミネラルといった栄養添加物を使用しています。
モグワン | カナガン |
ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE) | ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg) |
カナガンのみ使用しているビタミンの含有量を記載していますが、使用している栄養添加物にほとんど違いはみられません。
素材だけでは不足しがちな栄養を補うもので、危険性はなく安心して利用できます。
アレルギーの心配は?
モグワン | カナガン | |
牛肉 | なし | なし |
鶏肉 | あり | あり |
小麦 | なし | なし |
とうもろこし | なし | なし |
大豆 | なし | なし |
乳製品 | なし | なし |
卵 | なし | あり |
牛肉ほどではありませんが、チキンはアレルギーを持っているワンちゃんが一定数います。
モグワン・カナガンともにチキンを使用しているので、チキンにアレルギーのある場合は注意が必要です。
卵についてはカナガンのみ使われています。
卵アレルギーの割合は全体の5%未満ですが、もし卵アレルギー持ちの場合はモグワンを選ぶと良いでしょう。
成分表を比較
成分 | モグワン | カナガン |
タンパク質 | 28% | 33% |
脂質 | 12% | 17% |
繊維質 | 3% | 3.5% |
灰分 | 8% | 9% |
水分 | 8% | 8.5% |
カロリー | 344kcal(100gあたり) | 361.25kcal(100gあたり) |
タンパク質はカナガンの方が多く含まれていますが、モグワンも28%と十分なタンパク質が含まれています。
脂質やカロリーもカナガンの方が高く、モグワンはカナガンに比べてヘルシーなフードとなっています。
モグワンはシニア犬や運動量の少ないワンちゃんに向いていて、カナガンはパピー犬や運動量の多い活動犬に向いています。
粒の大きさを比較
モグワン | カナガン |
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両方とも平べったい楕円形でドーナツ型の形状をしています。
モグワンは、直径は約0.8〜1.2cmで厚さは約0.4〜0.5cm程度となっています。
カナガンは、直径は約0.8〜1.0cmで厚さは約0.5cm程度となっています。
粒の大きさにばらつきはありますが、モグワンとカナガンで大きさの違いはあまりありません。
比較的小さめで、小型犬でも食べやすいサイズです。
真ん中に空洞があるので、砕きやすい形状をしています。
価格を比較
モグワン | カナガン | |
価格(税込) | 4,356円 | 4,356円 |
容量 | 1.8kg | 2.0kg |
100gあたりの価格 | 242円 | 217円 |
1袋の価格は同じですが、カナガンの方が内容量が多いです。
モグワンの方が割高なのは、より多種類の食材を使用しているためだと考えられます。
品質を考えると両方ともコスパは良く、定期コースを利用すると非常にコスパが高くなります。
定期コースの条件や割引率は、モグワンとカナガンで違いはありません。
まとめ
・シニア犬
・太り気味の犬
・魚が好きな犬
・多くの野菜や果物から栄養を摂取したい
・手作り食に近いフードが良い
・パピー犬
・痩せ気味の犬
・食が細い子
・コスパを重視したい
・犬本来の食事に近いフードが良い
モグワンとカナガンは一見似ているようですが、特徴が異なるドッグフードです。
どちらの方が優れているというよりも、体重やライフステージなど愛犬に応じて選んでみると良いでしょう。
どちらも高品質なドッグフードで、プレミアムフードの中でもコスパが高いです。
定期コースを利用するとお得に購入できるので、ぜひチェックしてみてください。