この記事で紹介するのは、オーブンで焼きあげるオーブンベイク製法で作られたドッグフード「ロータス」です。
ロータスは、愛犬の健康維持に最適なドッグフードなのでしょうか。
ここでは、「ロータス アダルトチキンレシピ小粒」を原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際に購入した飼い主の方の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ロータスの概要
総合ポイント 4pt
商品名 | ロータス アダルトチキンレシピ小粒 |
販売業者 | ロータスジャパン |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
添加物 | 不使用 |
穀物 | 挽き割りライ麦、挽き割り玄米、挽き割り大麦、オートミール |
原産国 | カナダ |
対象年齢 | 1〜7歳 |
原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):368.5kcal
ロータスの評価
総合ポイント 4pt
原材料 | 4pt |
添加物 | 4.5pt |
アレルギー | 4pt |
成分 | 4pt |
コスパ | 3.5pt |
原材料:粗悪な原料を使用していないか?
危険な食材 | 特になし |
粗悪な原料は特に含まれていません。
原材料にネギ類であるにんにくを使用している点が気になる方もいるかもしれません。
ネギ類は中毒症状を引き起こす食べ物として有名で、犬の飼い主であればほとんどの方が知っていると思います。
ただ、問題ない程度の少量しか使用していないので心配はいらないでしょう。
添加物:危険な添加物は使用していないか?
【危険な添加物】
エトキシキン(酸化防止剤) | なし |
BHA(酸化防止剤) | なし |
BHT(酸化防止剤) | なし |
合成着色料 | なし |
没食子酸プロピル(酸化防止剤) | なし |
ソルビン酸カリウム(保存料) | なし |
亜硝酸ナトリウム(発色剤) | なし |
プロピレングリコール(保湿剤) | なし |
グリシリジン・アンモニエート(甘味料) | なし |
危険性のある添加物は使用していません。
ビタミンやミネラルといった栄養添加物を使用していますが、素材だけでは不足しがちな栄養を補うもので危険性はありません。
アレルギー:アレルギーになりやすい食材を使用していないか?
【アレルギーの原因になりやすい食材】
牛肉 | なし |
小麦 | なし |
とうもろこし | なし |
大豆 | あり |
乳製品 | なし |
原材料には大豆オイルが含まれています。
大豆オイルはタンパク質の含有量がわずかなので、アレルギーの心配は少ないです。
ただアレルギーを引き起こす可能性はゼロではないので、大豆アレルギーを持っている場合は避けた方が無難です。
成分:栄養バランスは?
成分 | 数値 | 高〜低 |
タンパク質 | 24.0%以上 | 標準 |
脂質 | 12.0%以上 | 低め |
繊維質 | 4.5%以下 | 標準 |
灰分 | 5.9%以下 | 標準 |
水分 | ー | ー |
カロリー | 368.5kcal/100g | 高め |
カロリーは少し高めですが、全体的な成分値は特に問題ありません。
成犬へ与えるのに適した栄養バランスです。
コスパ:価格は適切か?
価格 | 2,744円(税込)※Amazon |
容量 | 1.0kg |
100gあたりの価格 | 274円 |
100gあたり274円と高めの価格設定になっています。
フードの品質が高いので妥当な価格です。
ロータスの特徴
オーブンベイク製法
ロータスは、オーブンで焼いて調理されています。
オーブンで焼くことで高温・高圧にさらされないので、栄養が吸収されやすい状態で残ります。
有用成分が凝縮されることで、少ない量でより多くの栄養を吸収することができます。
第一主原料は肉類
第一主原料は、チキンを使用しています。
ホルモン剤不使用の鶏肉を使用し、人間の食用と同じレベルのものを使用しています。
原材料に、チキンミールが含まれている点が気になる方もいると思います。
一般的に、〇〇ミールと記載されている肉類は、4Dミートや肉副産物などの粗悪な原料を使用していることがほとんどです。
しかし、ロータスは副産物を使用していないことを明記しているので安心して利用できます。
人工添加物無添加
原材料に、合成保存料などの人工添加物を一切使用していません。
人工添加物は、与え続けると健康に悪影響を与える恐れがあります。
愛犬の健康を考えると、人工添加物は不使用のものが望ましいです。
酸化防止剤として使用しているミックストコフェロールやクエン酸は、天然由来のものなので安全性は高いです。
原材料はヒューマングレードを使用
原材料は、すべてヒューマングレードのものを使用しています。
ヒューマングレードとは、人間が食べることができる品質という意味です。
良質な原料のみを使用しているので安全性が高いです。
アレルギー性の低い穀物を使用
原材料には、挽き割りライ麦、挽き割り玄米、挽き割り大麦、オートミールといった穀物が使用されています。
犬は穀物を消化しにくいと言われますが、製造過程で消化しやすい状態になっているので問題ありません。
アレルギーの心配をする方もいると思いますが、ロータスで使用している穀物はアレルギー性の低いものを使用しているので過度な心配はいりません。
口コミ・評判
小粒なので、トイプードルでも食べやすそうです。
体調も問題なく、毛並みも綺麗になりました。
他の種類もあるようなので試してみたいと思います。
何回もリピートしていますが、毎回嬉しそうに食べています。
食いつきが良いという感想が多くみられました。
マイナスの口コミはほとんどなく、満足度の高さが伺えます。
与え方
1日あたりの給与量は以下になります。
体重 | 給与量 |
1〜3kg | 22〜55g |
3〜5kg | 55〜85g |
5〜10kg | 85〜145g |
10〜15kg | 145〜195g |
15〜20kg | 195〜240g |
20〜30kg | 240〜325g |
30〜45kg | 325〜445g |
こちらの数値を参考に与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって変わるので目安として考えるようにしてください。
適切な給与量は犬種、性別、年齢、運動量などによって異なります。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整していくようにしてください。
ドッグフードの切り替え方
ドッグフードを切り替える時は、徐々に新しいものへ切り替えていくことをおすすめします。
急に新しいドッグフードに切り替えると、場合によっては下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。
愛犬の身体への負担を軽減させるためにも、便の状態や体調などを見ながら少しずつ新しいフードに慣れさせるようにしてください。
1〜3日目
前のフードをメインに新しいフードを少量ずつ混ぜる。
4〜6日目
新しいフードの割合を少しずつ増やしていく。
7〜10日目
最終的に新しいドッグフードのみにする。
お腹の弱いワンちゃんには、もう少し時間をかけて切り替えるようにしてください。
賞味期限と保存方法
愛犬のためにも、賞味期限を守り、適切な方法で保存するようにしてください。
ロータスの賞味期限
ロータスの賞味期限は、未開封の場合は製造から13ヶ月、開封後は1ヶ月となっています。
賞味期限が切れてしまったドッグフードは、愛犬の健康を損なう可能性があるので与えないようにしましょう。
上記の期限は、正しい方法で保存した場合の日付である点に注意してください。
正しい保存方法
ドッグフードが酸化しないために、できるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。
ロータスはパッケージにチャックがついているので、中の空気を抜いてチャックをしっかり閉めるようにしてください。
保管場所は、劣化を防止するために冷暗所に保管してください。
冷暗所とは、多温多湿にならず直射日光の当たらない場所のことです。
冷蔵庫で保存する方もいるようですが、ドライフードは冷蔵庫で保存するのは避けるようにしてください。
外と冷蔵庫内の温度差によって結露が生じ、カビが発生することがあります。
ドライフードは、できるだけ常温で保存するようにしましょう。
商品ラインナップ
ロータスには、以下のラインナップがあります。
DOG(犬用フード)
- チキンレシピ 幼犬用(80g/1kg/2.72kg/6kg)
- チキンレシピ 成犬用(80g/1kg/2.72kg/6kg)
- チキンレシピ 高齢犬用(80g/1kg/2.72kg/6kg)
- ラムレシピ 成犬用(80g/1kg/2.72kg/6kg)
- ダックレシピ 成犬用(80g/800g/2.27kg/5kg)
- フィッシュレシピ 成犬用(80g/800g/2.27kg/5kg)
- ターキーレシピ 成犬用(80g/800g/2.27kg/5kg)
DOGトリーツ(犬用おやつ)
- チキンレシピ
- ラムレシピ
- ダックレシピ
- フィッシュレシピ
- ターキーレシピ
- ベニソンレシピ
まとめ
ロータスについて評価しました。
使用している食材も高品質で人工添加物も含まれていないので、安全性の高いフードとなっています。
穀物を使用していますが、小麦やトウモロコシのようにアレルギー性の高いものは含まれていません。
少々値は張りますが、それだけの価値があるのでぜひ試してみてください。