家族のごはんを原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
ここでは、「家族のごはんすき焼味」を例に紹介していきます。
実際に購入した飼い主の方の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
家族のごはんの概要
総合ポイント 1.5pt
評価
|
原材料 : 添加物 : アレルギー: 成分 : コスパ : |
商品名 | 家族のごはんすき焼味 |
販売業者 | スマック |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
価格 | 1,331円(税込)※Amazon |
容量 | 7kg |
100gあたり価格 | 19円 |
添加物 | 赤色102号、黄色4号、青色1号 |
穀物 | とうもろこし、コーングルテンフィード、小麦粉、米糠、コーングルテンミール |
原産国 | 日本 |
対象年齢 | 1歳以上 |
賞味期限 | 開封前は製造から18ヶ月、開封後は1ヶ月 |
家族のごはんの特徴
穀物が主原料
主原料として、とうもろこし、コーングルテンフィード、小麦粉、米糠、コーングルテンミールといった穀物が使用されています。
もともと肉食動物である犬にとって、主原料は肉類の方が好ましいです。
穀物は炭水化物を多く含むので、過剰に摂取すると肥満等のリスクが上がります。
家族のごはんは主原料に多数の穀物を使用しているので、穀物の使用量が多いように感じます。
また、犬は穀物にアレルギーを持っていることがあります。
特に小麦粉はアレルギー性が強いのでので注意が必要です。
愛犬が穀物にアレルギーを持っている場合は、グレインフリーのフードを選ぶようにしましょう。
肉食が不安
肉類に、ミートミールやチキンエキスが使用されています。
一般的に、〇〇ミールや〇〇エキスと表記されている肉類は粗悪な原料から作られていることが多いです。
品質が不透明なため、このように表記されている肉類は避けた方が良いです。
合成着色料を使用
原材料に、人口添加物である合成着色料が使用されています。
その中でも、赤色102号はガンやアレルギーを引き起こす恐れがあるため特に危険です。
また、黄色4号もアレルギーを引き起こす恐れがあります。
家族のごはんの原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
とうもろこし
必須脂肪酸のリノール酸多く含んでいるので、血中コレステロール値や中性脂肪値を抑える働きがあります。
ビタミンB1やビタミンB2といったビタミンB群が豊富で、カルシウム・マグネシウム・カリウム・鉄分など各種ミネラルも多く含んでいます。
高GI値なので血糖値が上昇しやすく、摂りすぎると肥満等のリスクが上がります。
コーングルテンフィード
コーングルテンフィードとは、トウモロコシからデンプンを取り除いた残りカスのことです。
トウモロコシよりも高タンパクですが、お肉に比べるとアミノ酸のバランスが悪いです。
糖質が高いので、過剰に摂取すると糖尿病などのリクスが上がります。
小麦粉
小麦粉には、植物性タンパク質や炭水化物が多く含まれています。
ビタミンB1・B2・E・ナイアシン・パントテン酸などビタミン類、鉄・ナトリウム・カルシウム・リンなどミネラルも豊富に含まれています。
アレルギーには注意が必要で、全体の12~13%程度のワンちゃんがアレルギーを持っていると言われています。
脱脂大豆
脱脂大豆とは、大豆から有用成分と搾り取った残りカスのことです。
栄養素はほとんど含まれておらず、カサ増しをするために使用されることが多いです。
脱脂大豆はカルシウムや亜鉛の吸収を阻害したり、鼓腸症になるリスクが高くなる危険性があります。
動物性油脂
動物性油脂と表記されている油脂類は、粗悪な原料から製造されていることが多いので避けた方が良い原材料です。
酸化を防止するために酸化防止剤が多用されていることも多いです。
油脂類については、「鶏肉油脂」などのように油脂の種類を明記されているものを選ぶようにしてください。
家族のごはんの成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):320kcal
口コミ・評判
美味しいようで、嬉しそうに食べています。
穀物が多いところが少し気になります。
今のを使い切ったら、他のフードに変えると思います。
食いつきは好評のようで、価格を重視する飼い主の方は満足しているようです。
ただ、原材料を気にする方からは不安の声もありました。
まとめ
家族のごはんについて評価しました。
安く購入できるので、価格重視の方からは評判が良いようです。
しかし、原材料の質は悪く、あまりおすすめできるフードではありません。
犬の健康を考えると、もう少しお金を出して質の良いフードを選んだ方が良いと思います。