いぬのしあわせを原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
ここでは、「いぬのしあわせ 小粒 1歳から」を例に紹介していきます。
実際に購入した飼い主の方の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
いぬのしあわせの概要
総合ポイント 1.6pt
評価
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原材料 : 添加物 : アレルギー: 成分 : コスパ : |
商品名 | いぬのしあわせ 小粒 1歳から |
販売業者 | 日清ペットフード |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
価格 | 572円(税込)※Amazon |
容量 | 1.3kg |
100gあたり価格 | 44円 |
添加物 | 不使用 |
穀物 | 小麦粉、とうもろこし等 |
原産国 | 日本 |
対象年齢 | 1歳から |
賞味期限 | 開封前は製造から1年6ヶ月、開封後は1ヶ月 |
いぬのしあわせの特徴
第一主原料が穀物
第一主原料に、小麦粉、ホミニーフィード、とうもろこし、コーングルテンミール、脱脂米糠といった穀物が使用されています。
犬は、穀物に対してアレルギーを持っている場合が多いので注意が必要です。
愛犬が穀物アレルギーの場合は、グレインフリーなどのフードを選ぶようにしましょう。
人工添加物は不使用
原材料には、人工添加物が使用されていません。
人工添加物を使用しているドッグフードは、アレルギー反応を引き起こしたり健康に悪影響を与える恐れがあります。
愛犬の健康を考えると、人工添加物は不使用のものが望ましいです。
肉類が不安
原材料に、ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダーが肉類として使用されています。
〇〇ミールや〇〇パウダーと表記されている肉類は、4Dミートや副産物といった粗悪な肉類から作られていることが多く、注意が必要です。
愛犬の健康を考えるのであれば、このように表記されている原材料は避けたほうが良いでしょう。
不安な原材料を多数使用
肉類以外にも、好ましくない原材料が多数使用されています。
「牛脂肪」や「鶏肉油脂」のように明確に油脂の種類を表記せずに、「動物性油脂」と曖昧な表記をしている場合には、低品質な原料から採れた油脂であることがほとんどなので注意は必要です。
原材料に使用しているビートパルプとは、甜菜(砂糖大根)から糖分等を搾り取った残りカスのことです。
製造過程で使用された薬剤が残留している恐れや過剰摂取で便秘になる可能性があります。
いぬのしあわせの原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
小麦粉
小麦粉には、植物性タンパク質や炭水化物が多く含まれています。
ビタミンB1・B2・E・ナイアシン・パントテン酸などビタミン類、鉄・ナトリウム・カルシウム・リンなどミネラルも豊富に含まれています。
アレルギーには注意が必要で、全体の12~13%程度のワンちゃんがアレルギーを持っていると言われています。
ホミニーフィード
ホミニーフィードとは、とうもろこしを挽いて作られるコーングリッツやコーンフラワー製造時の副産物を意味します。
炭水化物・タンパク質・繊維を多く含み、脂質はトウモロコシよりも2倍程度高くなっています。
高GI値なので血糖値が上昇しやすく、摂りすぎると肥満等のリスクが上がります。
とうもろこし
必須脂肪酸のリノール酸多く含んでいるので、血中コレステロール値や中性脂肪値を抑える働きがあります。
ビタミンB1やビタミンB2といったビタミンB群が豊富で、カルシウム・マグネシウム・カリウム・鉄分など各種ミネラルも多く含んでいます。
高GI値なので血糖値が上昇しやすく、摂りすぎると肥満等のリスクが上がります。
コーングルテンミール
コーングルテンミールとは、トウモロコシからデンプンを取り除いた残りカスのことです。
トウモロコシよりも高タンパクですが、お肉に比べるとアミノ酸のバランスが悪いです。
糖質が高いので、過剰に摂取すると糖尿病などのリクスが上がります。
大豆ミール
大豆ミールとは、大豆から有用成分と搾り取った残りカスのことです。
栄養素はほとんど含まれておらず、カサ増しをするために使用されることが多いです。
大豆ミールはカルシウムや亜鉛の吸収を阻害したり、鼓腸症になるリスクが高くなる危険性があります。
いぬのしあわせの成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):345kcal
口コミ・評判
試しにこちらを購入してみたら、残さず食べてくれました。
価格も安く、日本製なので安心です。
合う合わないがあるようです。
食いつきは問題ありませんでした。
食いつきは高評価の方が多いようですが、食べなかったという意見も一部ありました。
原材料に対する不安の声もあるようです。
まとめ
いぬのしあわせについて評価しました。
原材料に穀物が多く使用され、肉類も粗悪なものである可能性が高いです。
同価格帯でも、もっと質の高いフードがありますので、他のものを検討してみるのも良いと思います。