原材料や成分などからおすすめドッグフードを紹介

ドッグフードの基本

ドッグフードはグレインフリーが良いのか?穀物不使用について

投稿日:2018-07-31 更新日:

犬

ドッグフードには原材料に穀物が使用されていないもの、いわゆるグレインフリーのものが販売されています。

穀物は犬にとって良くなく、穀物入りのドッグフードを避けている飼い主の方も多いと思います。

犬に穀物を与えるのは、良くないことなのでしょうか?

なぜ穀物が使われるのか?

犬にとって有用な成分を含んでいる

犬はもともと肉食動物なので、肉類を与えていれば良いと思っている方もいるようです。

しかし、肉食だけでは必要な栄養素を全て補うことはできません。

穀物は、犬にとって有用な成分を多く含んでいます。

穀物は食物繊維を多く含んでいるので、便秘の予防・改善に効果があります。

穀物は少量でも満腹感を感じることができるので、ダイエット効果が期待でき肥満対策になります。

穀物に多く含まれている炭水化物は、活動するのに必要なエネルギー源となります。

つなぎ

ドッグフードを粒状に形作るのに、穀物をつなぎとして使用することがあります。

肉類をメインとしているドッグフードも多くありますが、肉類のみだとフードを形作るのが難しい場合があります。

穀物は水分を含ませると粘り気が出るので、つなぎとして利用することが多いです。

カサ増し

肉類や野菜、果物などを使用すると、どうしてもコストがかかりすぎてしまいます。

安価で手に入る穀物を使えば、コストを抑えることができます。

激安なドッグフードには、穀物でカサ増ししていることも多いです。

穀物が良くないと言われる理由

消化が悪い

小麦や米、トウモロコシなどの穀物は、犬にとって消化の悪いものだといわれています。

犬の唾液には、アミラーゼという酵素が含まれていません。

アミラーゼはデンプンをブドウ糖に分解しますが、犬は炭水化物の主な成分であるデンプンを唾液で消化することができないのです。

トウモロコシを犬にあげたら、消化できずにそのままの形で便と一緒に出てきたという経験をしたことがある方もいると思います。

消化が悪いと、嘔吐や下痢の原因にも繋がってしまいます。

アレルギーの心配

犬は、穀物に対してアレルギーを持っていることがあります。

それによって、皮膚のかゆみやただれ、下痢などの症状を引き起こします。

穀物が原因となるアレルギーは、グルテンが原因となっていることが多いです。

グルテンとは、小麦などの麦類に含まれるタンパク質の一種のことです。

麦類に含まれているグルテンが免疫器官を刺激することでアレルギーを引き起こすことがあります。

穀物入りを選んでも良いのか?

上記で説明した通り、犬にとって穀物が心配となる点はいくつかあります。

では、穀物入りは選んでも大丈夫なのでしょうか?

製造過程で消化しやすくなっている

販売されているドッグフードに含まれている穀物は製造の際に加熱・加工されているので、デンプンはゼラチン状になっていて犬が消化できるようになっています。

穀物の消化を心配する声も多いですが、消化しやすくなっているので問題ありません。

アレルギーには注意

消化の心配はしなくて大丈夫ですが、アレルギーには注意が必要です。

愛犬が穀物に対してアレルギーを持っている場合は、穀物入りのドッグフードは避けるようにしてください。

穀物の中でも、小麦とトウモロコシはアレルギーをもっているケースが多いので注意が必要です。

アレルギーの心配がないのであれば、穀物入りのドッグフードを選んでも問題ありません。

選び方

アレルギーの場合はグレインフリーを選ぶ

穀物アレルギーの場合には、グレインフリーのドッグフードを選ぶようにしてください。

穀物全般でなくグルテンアレルギーの場合は、グルテンフリーでも大丈夫です。

グルテンは麦類に含まれるタンパク質ですが、特に小麦に多く含まれているので注意してください。

穀物入りの場合は使用量に注意

グレインフリーやグルテンフリーのドッグフードは高価なことが多いので、アレルギーでなければ穀物入りを選ぶ人も多いと思います。

全ての犬がアレルギー体質ではありませんし、穀物にもメリットがあるので、穀物入りを選ぶことは特に問題ありません。

ただ、穀物の使用量はチェックするようにしてください。

穀物は炭水化物を多く含んでいるので、穀物を多く使っているドッグフードは炭水化物が多く含まれていることになります。

炭水化物はほとんど糖質なので、多く摂りすぎると肥満や糖尿病などの原因となってしまいます。

原材料は上から多く含まれている順に表記されています。

上位に穀物を多数使用している場合は、炭水化物を過剰に摂取してしまう恐れがあります。

穀物入りを選ぶ場合は、肉類がメインで穀物は適量含まれているものが望ましいです。

GI値の低い穀物を選ぶ

GI値とは、血糖値の上がりやすさをあらわしたものになります。

GI値が低いと血糖値の上昇は緩やかでGI値が高いと血糖値は急激に上昇します。

高GI値の食べ物は血糖値をすぐに上昇させるので、脂肪が作られやすく肥満のリスクが高くなります。

炭水化物は糖質と食物繊維に分類されますが、食物繊維の多い穀物はGI値が低くなります。

トウモロコシや白米等はGI値が高く、玄米や大麦等はGI値が低い穀物になります。

穀物入りのドッグフードを選ぶ時には、高GI値ではなく低GI値の穀物を選ぶ方が望ましいです。

原材料表記をチェックする

穀物使用のドッグフードを選ぶ際の注意点は、「麦粉」「米粉」「トウモロコシ粉」「コーングルテン」などと記載されているものは選ばないようにしてください。

米や麦とはっきり表現されていないものは、古かったりカビが生えているような粗悪なものが混ざっている可能性があります。

そうではなく、「玄米」「大麦」「ハト麦」のように明確な表現をしているものを選びましょう。

まとめ

犬

アレルギーの心配のない犬については、穀物が使用されているドッグフードでも特に問題はありません。

ドッグフードによっては、粗悪な穀物が使用されているものがあるので注意してください。

選び方のポイントとしては、「穀物の使用量が多すぎないこと」「粗悪な穀物は避けること」です。

穀物入りのドッグフードを購入される方は、ぜひ参考にしてみてください。

-ドッグフードの基本

          

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