この記事で紹介するのは、国産無添加のドッグフード「gowan」です。
gowanは、愛犬の健康維持に最適なドッグフードなのでしょうか。
ここでは、gowanを原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際に購入した飼い主の方の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
gowanの概要
総合ポイント 3.4pt
商品名 | gowan(ごわん) |
販売業者 | 株式会社フラッペ |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
添加物 | 不使用 |
穀物 | 玄米粉、大麦全粒粉、グレインソルガム、コーングルテン |
原産国 | 日本 |
対象年齢 | 全年齢 |
原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):325kcal
gowanの評価
総合ポイント 5pt
原材料 | 5pt |
添加物 | 5pt |
アレルギー | 5pt |
成分 | 5pt |
コスパ | 5pt |
原材料:粗悪な原料を使用していないか?
危険な食材 | 特になし |
粗悪な原料は含まれていません。
主原料には、新鮮な生肉を50%以上使用しています。
添加物:危険な添加物は使用していないか?
【危険な添加物】
エトキシキン(酸化防止剤) | なし |
BHA(酸化防止剤) | なし |
BHT(酸化防止剤) | なし |
合成着色料 | なし |
没食子酸プロピル(酸化防止剤) | なし |
ソルビン酸カリウム(保存料) | なし |
亜硝酸ナトリウム(発色剤) | なし |
プロピレングリコール(保湿剤) | なし |
グリシリジン・アンモニエート(甘味料) | なし |
危険性のある添加物は含まれていません。
無添加にこだわって製造されています。
アレルギー:アレルギーになりやすい食材を使用していないか?
【アレルギーの原因になりやすい食材】
牛肉 | あり |
小麦 | なし |
とうもろこし | なし |
大豆 | なし |
乳製品 | あり |
肉類の中でも牛肉はアレルギーの原因になりやすく、全体の3割強のワンちゃんがアレルギーを持っているといわれています。
もし愛犬がアレルギーを持っている場合は、他のフードを利用するようにしてください。
また、乳製品として脱脂粉乳が使われています。
成分:栄養バランスは?
成分 | 数値 | 高〜低 |
タンパク質 | 23.0%以上 | 標準 |
脂質 | 5.0%以上 | 低め |
繊維質 | 6.0%以下 | 高め |
灰分 | ー | ー |
水分 | 10.0%以下 | ー |
カロリー | 325kcal/100g | 低め |
脂質やカロリーが控えめでヘルシーなフードとなっています。
全年齢対応となっていますが、パピー犬にはタンパク質や脂質が少ないので成犬以降のワンちゃんに向いています。
ダイエット目的で与えるのもおすすめです。
コスパ:価格は適切か?
価格 | 2,680円(税込)※Amazon |
容量 | 1.0kg |
100gあたりの価格 | 268円 |
100gあたり268円と高額なドッグフードとなっています。
決して安くありませんが、国産無添加であることを考えると妥当な価格だといえます。
gowanの特徴
新鮮な生肉を約50%使用
原材料に、牛肉、鶏肉、馬肉をはじめとした新鮮な生肉を使用しています。
新鮮な生肉を約50%使用しているので、良質な動物性タンパク質を豊富に摂取することができます。
また、多種類の生肉をバランスよく配合しているので、栄養バランスに優れたドッグフードとなっています。
人工添加物無添加
原材料には、合成保存料や合成着色料などの人工添加物が使用されていません。
人工添加物の中には、発ガン性が確認されているような危険性のあるものもあります。
国産無添加のgowanは、安全性が高く、安心して与えることができます。
低脂肪・低カロリー
gowanは、脂肪が5%以上、カロリーが325kcalと低脂肪で低カロリーなドッグフードになっています。
ヘルシーな作りになっているので、肥満気味のワンちゃんにおすすめです。
また、代謝が落ちてくるシニア犬にも向いています。
アレルギーになりにくい穀物を使用
玄米粉、大麦全粒粉、グレインソルガム、コーングルテンといった穀物が原材料に使用されています。
犬は穀物を消化しにくいと言われますが、製造過程で消化しやすい状態になっているので問題ありません。
アレルギーの心配をする方もいると思いますが、gowanで使用している穀物はアレルギー性の低いものなので過度な心配はいりません。
整腸作用がある
原材料には、整腸作用のある乳酸菌やオリゴ糖が含まれています。
善玉菌である乳酸菌は、悪玉菌を抑制し腸内フローラを良好に保ってくれます。
消化吸収を助けたり、病気への抵抗力をつけるなど有用な働きをします。
オリゴ糖は、腸内で善玉菌(乳酸菌等)のエサとなることで腸内環境を整える効果があります。
魚粉は大丈夫?
種類を指定せずに様々な魚を混ぜたものを加熱し、魚油を搾った後の乾燥粉砕品のことを魚粉といいます。
魚粉は、赤道を越えて輸送される場合、発火を防ぐためにエトキシキンを使用することが国際規則で定められています。
エトキシキンは、とても毒性の強い酸化防止剤なので、避けるべき原材料の一つです。
gowanで使用している魚粉は国産のものなので、エトキシキンを使用している可能性は低いと考えられるので心配する必要はないでしょう。
口コミ・評判
健康状態も問題ないので、こちらに切り替えようと思います。
国産なので安心してあげられます。
切り替えたばかりなので、もう少し様子を見てみようと思います。
原材料は良さそうだったので残念です。
ただ、値段が高いのでもう少し安くして欲しいです。
一部食べない子もいるようですが、食いつきは高評価が多いようです。
価格に対する不満もありますが、国産無添加ということで安心して与えられるようです。
粒の大きさ
粒の大きさは小粒で、小型犬でも食べやすいサイズとなっています。
消化能力の低い幼犬やシニア犬、フードを丸呑みしがちなワンちゃんにもおすすめの大きさです。
与え方
1日あたりの給与量は以下になります。
体重 | 給与量 |
2〜5kg | 50〜100g |
5〜10kg | 75〜150g |
10〜30kg | 120〜400g |
30〜60kg | 350〜800g |
こちらの数値を参考に与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって変わるので目安として考えるようにしてください。
適切な給与量は犬種、性別、年齢、運動量などによって異なります。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整していくようにしてください。
ドッグフードの切り替え方
ドッグフードを切り替える時は、徐々に新しいものへ切り替えていくことをおすすめします。
急に新しいドッグフードに切り替えると、場合によっては下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。
愛犬の身体への負担を軽減させるためにも、便の状態や体調などを見ながら少しずつ新しいフードに慣れさせるようにしてください。
1〜3日目
前のフードをメインに新しいフードを少量ずつ混ぜる。
4〜6日目
新しいフードの割合を少しずつ増やしていく。
7〜10日目
最終的に新しいドッグフードのみにする。
お腹の弱いワンちゃんには、もう少し時間をかけて切り替えるようにしてください。
賞味期限と保存方法
愛犬のためにも、賞味期限を守り、適切な方法で保存するようにしてください。
gowanの賞味期限
gowanは、開封してから1ヶ月以内に使い切るようにしてください。
賞味期限が切れてしまったドッグフードは、愛犬の健康を損なう可能性があるので与えないようにしましょう。
上記の期限は、正しい方法で保存した場合の日付である点に注意してください。
正しい保存方法
ドッグフードが酸化しないために、できるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。
gowanはパッケージにチャックがついているので、中の空気を抜いてチャックをしっかり閉めるようにしてください。
保管場所は、劣化を防止するために冷暗所に保管してください。
冷暗所とは、多温多湿にならず直射日光の当たらない場所のことです。
冷蔵庫で保存する方もいるようですが、ドライフードは冷蔵庫で保存するのは避けるようにしてください。
外と冷蔵庫内の温度差によって結露が生じ、カビが発生することがあります。
ドライフードは、できるだけ常温で保存するようにしましょう。
まとめ
gowanについて評価しました。
価格は高めですが、危険性のある原材料は少なく、安全性の高いフードと言えるでしょう。
低タンパク・低脂肪なので、特に運動量が少ない子や太り気味の子にオススメです。