カナガンドッグフードといえば、チキンを主原料にしたイギリス産のプレミアムドッグフードです。
有名なドッグフードなので、気になっている方も多いと思います。
カナガンドッグフードは、子犬に与えても良いのでしょうか?
この記事では、カナガンドッグフードの子犬への与え方について紹介したいと思います。
カナガンの基本情報
商品名 | カナガンドッグフード |
販売業者 | 株式会社レティシアン |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
添加物 | 不使用 |
穀物 | 不使用(グレインフリー) |
原産国 | イギリス |
対象年齢 | 全年齢対象 |
価格 | 4,356円(税込) |
容量 | 2.0kg |
原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):約361.25kcal
子犬に向いているドッグフード
高タンパク
子犬は成長のスピードが早く、筋肉・骨格・内臓など体を作る重要な時期です。
タンパク質は筋肉・骨・被毛などを構成する重要な栄養素で、子犬は成犬の2倍近く栄養を必要と言われています。
体作りに重要なタンパク質は、25%以上含まれているドッグフードが望ましいです。
良質な肉類がメイン
子犬と成犬と比べて消化器官が未発達なので、消化吸収に優れたドッグフードを選ぶ必要があります。
もともと肉食動物だった犬は、動物性タンパク質の消化に適した体の構造をしています。
そのため、穀物(植物性タンパク質)がメインのドッグフードよりも肉類(動物性タンパク質)がメインのドッグフードの方が望ましいです
また粗悪な肉類は消化吸収が悪いので、高品質な肉類を使用しているドッグフードを選ぶようにしてください。
カナガンドッグフードは子犬にもおすすめ
カナガンドッグフードは全年齢対象となっていますが、子犬に適したドッグフードなのでしょうか?
カナガンドッグフードの成分表を見てみると、タンパク質は33%となっています。
非常に高タンパクなドッグフードで、子犬の健康維持にも十分なタンパク質を摂取することができます。
主原料には肉類であるチキンを使用し、原材料のうち51%を占めています。
肉類をメインに使用しているので、動物性タンパク質を豊富に摂取することができます。
ヒューマングレードの良質なチキンを使用しているので、消化吸収にも優れています。
高タンパクで高品質な肉類を使用しているカナガンは、子犬にも最適なドッグフードだといえます。
子犬に与える量
公式サイトで推奨している子犬の1日あたりの給与量は以下になります。
【トイ(1〜5kg)】
年齢 | 1日の給与量 |
2〜3ヶ月 | 65g |
4〜5ヶ月 | 85g |
6〜7ヶ月 | 95g |
8〜9ヶ月 | 85g |
10〜11ヶ月 | 65g |
12〜13ヶ月 | 成犬 |
14〜15ヶ月 | 成犬 |
16〜17ヶ月 | 成犬 |
【小型(5〜10kg)】
年齢 | 1日の給与量 |
2〜3ヶ月 | 145g |
4〜5ヶ月 | 165g |
6〜7ヶ月 | 180g |
8〜9ヶ月 | 165g |
10〜11ヶ月 | 155g |
12〜13ヶ月 | 145g |
14〜15ヶ月 | 成犬 |
16〜17ヶ月 | 成犬 |
【中型(10〜25kg)】
年齢 | 1日の給与量 |
2〜3ヶ月 | 215g |
4〜5ヶ月 | 235g |
6〜7ヶ月 | 255g |
8〜9ヶ月 | 255g |
10〜11ヶ月 | 235g |
12〜13ヶ月 | 225g |
14〜15ヶ月 | 215g |
16〜17ヶ月 | 成犬 |
【大型(25〜45kg)】
年齢 | 1日の給与量 |
2〜3ヶ月 | 385g |
4〜5ヶ月 | 405g |
6〜7ヶ月 | 425g |
8〜9ヶ月 | 440g |
10〜11ヶ月 | 425g |
12〜13ヶ月 | 405g |
14〜15ヶ月 | 395g |
16〜17ヶ月 | 385g |
上記の数値を参考に与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって適切な給与量はかわるので目安として考えるようにしてください。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整することも必要です。
子犬への与え方
3〜4回に分けて与える
子犬には、1日あたりの給与量を3〜4回に分けて与えることをおすすめします。
小さい時期は、空腹の時間が長いと嘔吐したり低血糖になることがあります。
特に小型犬の場合はその傾向があるので注意してください。
生後6ヶ月を過ぎたあたりから1日2回にしていくと良いでしょう。
ふやかしてから与える
幼い時期は、ふやかしてから与える方が望ましいです。
ふやかすことで、消化器官が未発達の子犬でも消化しやすくなります。
また、食いつきが良くなったり喉に詰まらなくなるメリットもあります。
ふやかし方は以下になります。
- ドッグフードをぬるま湯につける
- 15〜30分ひたす
- 冷ましてから与える
熱湯やお水ではなく、ぬるま湯を使用するようにしてください。
熱湯を使うとフードの栄養が壊れ、水を使うとふやかすことができず腹痛になることがあります。
生後3〜4ヶ月頃になると歯が生え揃ってくるので、徐々にふやかし具合を減らしていくと良いでしょう。
少しずつぬるま湯の量を減らしていき、10日程度かけてドライフードに移行するようにしてください。
食いつきが悪くなったら
ふやかしていた時は食べていたのに、ふやかし具合を減らした途端食いつきが悪くなることがあります。
食いつきが悪くなったらどうすれば良いのでしょうか?
食いつきが悪くなったらドライフードへの移行をやめて、ふやかしたドッグフードを与えるようにしてください。
パピー期は栄養摂取が最優先なので、ドライフードへの移行よりも食いつきを優先する方が望ましいです。
まとめ
子犬に与えるドッグフードは、肉類がメインで高タンパクなものが理想です。
また、良質な原材料を使用している消化吸収に優れたフードを選ぶことも重要です。
高タンパクでヒューマングレードを使用しているカナガンは、子犬へ与えるのに最適なドッグフードだといえます。
脂質やカロリーも高過ぎずに適量となっています。
子犬を飼っている方は是非利用してみて欲しいドッグフードです。