この記事で紹介するのは、カナダ産の新鮮な原料を使用したプレミアムドッグフード「アカナ」です。
アカナは、愛犬の健康維持に最適なドッグフードなのでしょうか。
ここでは、「アカナ アダルトスモールブリード」を原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際に購入した飼い主の方の口コミなども紹介しているので、今後のドッグフード選びの参考にしてみてください。
アカナの概要
総合ポイント 4.4pt
商品名 | アカナ アダルトスモールブリード ![]() |
販売業者 | アカナファミリージャパン |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
添加物 | 不使用 |
穀物 | 不使用(グレインフリー) |
原産国 | カナダ |
対象年齢 | 1歳以上 |
原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):351.0kcal
アカナの評価
総合ポイント 4.4pt
原材料 | 4.5pt |
添加物 | 4.5pt |
アレルギー | 4.5pt |
成分 | 4.5pt |
コスパ | 4pt |
原材料:粗悪な原料を使用していないか?
好ましくない食材 | ・特になし |
粗悪な原料は含まれていません。
食材はヒューマングレードを使用しているので品質はとても高いです。
添加物:危険な添加物は使用していないか?
【危険な添加物】
エトキシキン(酸化防止剤) | なし |
BHA(酸化防止剤) | なし |
BHT(酸化防止剤) | なし |
合成着色料 | なし |
没食子酸プロピル(酸化防止剤) | なし |
ソルビン酸カリウム(保存料) | なし |
亜硝酸ナトリウム(発色剤) | なし |
プロピレングリコール(保湿剤) | なし |
グリシリジン・アンモニエート(甘味料) | なし |
危険性のある添加物は使用していません。
栄養添加物として亜鉛を使用していますが、素材だけでは不足しがちな栄養を補うもので危険性はありません。
アレルギー:アレルギーになりやすい食材を使用していないか?
【アレルギーの原因になりやすい食材】
牛肉 | なし |
小麦 | なし |
とうもろこし | なし |
大豆 | なし |
乳製品 | なし |
アレルギーになりやすい食材は特に含まれていません。
穀物も不使用でグレインフリーのフードとなっています。
成分:栄養バランスは?
成分 | 数値 | 高〜低 |
タンパク質 | 31.0%以上 | 高め |
脂質 | 17.0%以上 | 高め |
繊維質 | 5.0%以下 | 標準 |
灰分 | 7.0%以下 | 標準 |
水分 | 12.0%以下 | ー |
カロリー | 351.0kcal/100g | 標準 |
タンパク質が31%以上と健康維持に十分なタンパクを摂ることができます。
高タンパク・高脂質なので、特に運動量の多いワンちゃんにおすすめです。
コスパ:価格は適切か?
価格 | 5,500円(税込) |
容量 | 2.0kg |
100gあたりの価格 | 275円 |
100gあたり275円とプレミアムフードの中でも高額な部類となっています。
その分非常に品質が高いので妥当な価格だといえます。
アカナの特徴
新鮮な鶏肉が主原料
主原料には、新鮮鶏肉、鶏肉ミール、七面鳥肉ミールが使用されています。
放し飼いで育てられた地元カナダ産の新鮮な鶏肉を贅沢に使用しています。
一般的に、〇〇ミールと表記されている肉類は副産物などの粗悪な原料であることが多いですが、アカナで使用されているミールは良質な原料を使用しているので安心して利用できます。
ヒューマングレードを使用
原材料に使用しているものは、全てヒューマングレードを使ってます。
ヒューマングレードとは、人間が食べることができる品質という意味です。
粗悪な原料は一切使用せず、高品質な原料のみを使用しています。
人工添加物無添加
原材料に、合成酸化防止剤や合成保存料などの人工添加物が一切使われていません。
人工添加物は、与え続けると犬の健康に悪影響を与える恐れがあります。
健康に害を与える人工添加物が含まれていないので、安全性の高いフードであるといえます。
アレルギーに配慮
アカナは、アレルギーに配慮された作りになっています。
肉類は、「牛肉」などアレルギーになりやすいものは使用していません、
穀物についても、「小麦」のようなアレルギー性の強いものは不使用です。
そのため、アレルギーの予防や改善に効果的でアレルギーに悩んでいるワンちゃんにもおすすめです。
豊富なランナップ
アカナには、ヘリテージシリーズ、シングルシリーズ、レジオナルシリーズがあり、全部で15種類のラインナップがあります。
ヘリテージシリーズ:様々な犬種・年齢・運動量に対応
・パピースモールブリード…成犬時に最大9kgになる子犬用
・パピー&ジュニア…成犬時に9~25kgになる子犬用
・パピーラージブリード…成犬時に25kg以上になる子犬用
・アダルトスモールブリード…1歳以上のあらゆる小型犬用
・コップチキン&グリーンズ…全年齢のあらゆる犬用
・アダルトラージブリード…25kg以上の大型犬用
・スポーツ&アジリティ…全犬種活動犬用
・ライト&フィット…1歳以上のあらゆる犬用
・シニアドッグ…7歳以上のあらゆる犬用
シングルシリーズ:食物アレルギーに配慮した特別食
・グラスフェッドラム…草を与えられて育った生ラム肉&オカナガン・バレー産リンゴ
・フリーランダック…新鮮オンタリオ鴨肉&オカナガン・バレー産梨
・ヨークシャーポーク…新鮮ヨークシャー種豚肉&バターナッツスクワッシュ
・パシフィックピルチャード…天然太平洋イワシ&フレイザーバレー産葉野菜
レジオナルシリーズ:肉の量・種類・新鮮さを追求したスペシャルフード
・ワイルドプレイリードッグ…放し飼いの鶏肉、淡水魚、巣に産み落とされた卵
・パシフィカドッグ…天然ニシン、イワシ、カレイ、メルルーサ&メバル
・グラスランドドッグ…草を与えられて育ったラム肉、放し飼いの鴨肉&淡水魚
・ランチランドドッグ…アンガスビーフ、草を与えられて育ったラム肉、ヨークシャー種豚肉&平原バイソン肉
豊富な種類があるので、愛犬に応じてお好みのドッグフードを選ぶことができます。
口コミ・評判
アカナを利用してから皮膚の状態が良く、やっとうちの子に合うドッグフードが見つかりました。
他のフードとは明らかに違い、あっという間に食べてしまいます。
体調も良さそうなので、リピート決定です。
涙やけに悩んでいたのですが、だいぶ改善されたように思います。
原材料の質が良さそうなので安心してあげられます。
価格高めなので、もう少し安くなってくれると嬉しいです。
食いつきはかなり好評で、ほとんどのワンちゃんが美味しそうに食べているようです。
涙やけや便の改善など、健康面での効果を感じている方もいました。
価格に対する不満も一部であるようですが、大半の購入者の方が満足しているようです。
粒の大きさ
アカナは、直径約1.0cmの平たい丸型の形状をしています。
比較的小粒なので、小型犬でも食べやすいサイズとなっています。
また、消化能力の低い幼犬やシニア犬、フードを丸呑みしがちなワンちゃんにもおすすめの大きさです。
与え方
アカナの1日あたりの給与量は以下になります。
体重 | 運動量が多い | 運動量が標準 |
2kg | 40g | 30g |
5kg | 90g | 60g |
7kg | 120g | 90g |
10kg | 160g | 120g |
こちらの数値を参考に与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって変わるので目安として考えるようにしてください。
適切な給与量は犬種、性別、年齢、運動量などによって異なります。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整していくようにしてください。
ドッグフードの切り替え方
ドッグフードを切り替える時は、徐々に新しいものへ切り替えていくことをおすすめします。
急に新しいドッグフードに切り替えると、場合によっては下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。
愛犬の身体への負担を軽減させるためにも、便の状態や体調などを見ながら少しずつ新しいフードに慣れさせるようにしてください。
1〜3日目
前のフードをメインに新しいフードを少量ずつ混ぜる。
4〜6日目
新しいフードの割合を少しずつ増やしていく。
7〜10日目
最終的に新しいドッグフードのみにする。
お腹の弱いワンちゃんには、もう少し時間をかけて切り替えるようにしてください。
賞味期限と正しい保存方法
愛犬のためにも、賞味期限を守り、適切な方法で保存するようにしてください。
アカナの賞味期限
アカナの賞味期限は、未開封の場合は製造から10ヶ月、開封後は1〜1.5ヶ月となっています。
賞味期限が切れてしまったドッグフードは、愛犬の健康を損なう可能性があるので与えないようにしましょう。
上記の期限は、正しい方法で保存した場合の日付である点に注意してください。
正しい保存方法
ドッグフードが酸化しないために、できるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。
アカナはパッケージにチャックがついているので、中の空気を抜いてチャックをしっかり閉めるようにしてください。
保管場所は、劣化を防止するために冷暗所に保管してください。
冷暗所とは、多温多湿にならず直射日光の当たらない場所のことです。
冷蔵庫で保存する方もいるようですが、ドライフードは冷蔵庫で保存するのは避けるようにしてください。
外と冷蔵庫内の温度差によって結露が生じ、カビが発生することがあります。
ドライフードは、できるだけ常温で保存するようにしましょう。
まとめ
アカナについて紹介しました。
原材料の質が高く、プレミアムドッグフードの中でもおすすめできるフードの一つです。
食いつきの評判も良く、アレルギーに配慮されているのでアレルギー持ちのワンちゃんにも安心して利用できます。
ラインナップが15種類あるため、好みに応じて選べるのも嬉しいポイントです。
ドッグフード選びに悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。